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死んだ山田と教室 金子 玲介主人公の山田が既に死んでいるところから物語はスタート。(ネタバレか?)なので生きている山田の描写は、同級生の回想シーンでしか出てこない。というか、クラスメイトが卒業してしまうと、実質の主人公は親友の和久津に。最終的には、この物語は山田と和久津のお話だったね。で中身は特にない。著者紹介の裏のページに、なんと次回作の予告が・・・ジョークだと思ったら、本当に出版されているようだ。ちなみにその本のタイトルは、『死んだ石井の大群』これが一番うけたwwww死んだ山田と教室 [ 金子 玲介 ]価格:1,980円(税込、送料無料) (2025/11/16時点) 楽天で購入
2025.11.27
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影踏亭の怪談 大島 清昭2021年に刊行された作品。図書館の電子書籍の中では新しい部類。読書メーターのレビューを見ると、ホラーとミステリが絶妙な配分で、最後の最後の締めがめっちゃホラー全振りですごく怖いらしい。これは当たりかもと読んでみたら、ホラーに寄せたミステリー作品で意外に面白い。各短編が最後の短編への伏線になっていて、非常に良い。最後の短編の高梨刑事を男性の刑事だと思い込んでいた(たしかどこかに「彼」と書いてあった気がしたのだが…)ので、呻木叫子の謎解きには驚いてしまった。あまり書くとネタバレになってしまうので、ここまで。影踏亭の怪談 (創元推理文庫) [ 大島 清昭 ]価格:858円(税込、送料無料) (2025/11/13時点) 楽天で購入
2025.11.17
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羅生門 芥川 龍之介図書館の電子書籍の小説の一覧を見てみたが、何だか以前より少なくなっている気がする。割と最近の作品もいくつかあったような気がしたが、めっきり少なくなってしまっていて、いわゆる名作といわれる昔の作品が目立つようになった。まあその名作もほとんど読んだことがなかったので、ちょっと借りてみるかと樋口一葉の『にごりえ・たけくらべ』に挑戦。2ページほど読んだところであまりの読みにくさですぐに白旗。他に読むものもなさそうだったのだけど、「名作をオーディオブックで」ってコーナーを見つけて、これだったら聞いているだけだけだからと、芥川 龍之介の『羅生門』を借りて読んでもらいました。『羅生門』は中学の国語だったか、高校の現代国語の教科書で読んだ気がする。オーディオブックの再生が始まって、「ああ、そうそうこんなお話だったな」としばらく聞いていたのだけど、読み手の声が心地良くてちょっと意識が飛んでいる時間もあり、わずか27分ほどでオーディオブックが終了。オーディオブック初体験だったけど、やっぱり読書は自分のペースで文字を読んでこそだと改めて思った一日でした。CD 芥川龍之介傑作選「羅生門」「蜘蛛の[本/雑誌] (〈声を便りに〉オーディオブック) (単行本・ムック) / 芥川龍之介価格:1,887円(税込、送料別) (2025/11/9時点) 楽天で購入
2025.11.10
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アルプス席の母 早見 和真図書館の予約数がまあまああって、人気なんだなと。帯書きには、「傑作!」とか「落涙必至!!」とかの文字が並び、そういう系のお話だと思って、こちらも号泣する準備(期待)をしていたのだが・・・ちょっとウルっとしたのが、焼き肉で隣のテーブルの少年との会話の部分と、あとどこだっけ?・・・という感じ。自分としては期待外れだったかな。でも何でこんなに人気なんだろうと思っていたら、裏表紙に書いてある著者紹介を見て腑に落ちました。自分の記憶の無さにも呆れましたが、『店長がバカすぎて』『ザ・ロイヤルファミリー』『笑うマトリョーシカ』『八月の母』を送り出した著者だったから。どうりで。アルプス席の母 [ 早見 和真 ]価格:1,870円(税込、送料無料) (2025/10/26時点) 楽天で購入
2025.11.08
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