加藤浩子の La bella vita(美しき人生)

加藤浩子の La bella vita(美しき人生)

May 1, 2005
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 久しぶりのウィーン。気候がさわやかで、若葉が目にきれいだ。

 まあ、同じ町だからといっていつも同じ印象を受けるわけではなく、こちらの気分によって印象は変わるし、そのときの経験によっても当然変わる。また、目につくものの受け止め方も、その時々で違うのが面白いところだ。
初めて来た20年くらい前(年がばれますね)には、事情があって1ヶ月くらい滞在したので、退屈して困った。其の時はもうウィーンはたくさん!と思ったのだけれど。
 懲りずに?また来て、楽しい思いをしている。
 20年前と違い、スタバも衛星版朝日新聞も、おいしい和食屋もあるところはパリ並みだけれど。

 今回は、町行くひとのファッションに、(珍しいことだが)ポジティヴな印象を受けている。
 年齢にあったおしゃれがうまいなあ、という感じなのだ。

 対して若いひとは、ジーンズにラフな感じのシャツ、ブラウスなどで、これも自分なりに装っている。日本の一部の学生さんのように、お金をかけているという感じはあまりないのが、私などから見ると若いひとらしくていいなあ、と思ってしまうのだ(おばさんになった証拠でしょうか?)
 各人が、年齢や社会的な立場など、自分を考えておしゃれをしているのが、見ていて気持ちがいい。

 日本の中年(失礼!)女性もいまはおしゃれだ。けれど、ちょっと若いひとと競い合っているような印象も受ける。若いひとは若いひとで、ブランドものを持ったりするのが日本的ではある。

 大人が大手を振って、上質な、身の丈に合ったおしゃれをしている。
 広場に面したカフェから人々を眺めながら、心地よい気分になった。
 ああいう風に、年齢を重ねていけたらいいな、と、ヨーロッパの春の名物の白アスパラとじゃがいも(美味!)を頬張りながら思ったのでした。





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最終更新日  May 2, 2005 04:10:16 AM


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