加藤浩子の La bella vita(美しき人生)

加藤浩子の La bella vita(美しき人生)

October 11, 2005
XML
カテゴリ: 音楽
 コンサートやオペラに行くと、「ドレスコード」を観察するのが結構面白い。

 3つの公演とは、ベルギーのモネ劇場来日公演(「ドン・ジョヴァンニ」)、ミュンヘンのバイエルン州立歌劇場公演(「アリオダンテ」ほか)、そして宝塚歌劇の東京公演(「炎にくちづけを」)である。
 劇場に来ている観客のドレスコードで、何となく、いろいろ想像をしてしまうのだ。

 一番おしゃれ!だったのは、モネ劇場の来日公演。話題の指揮者、大野和士が指揮者になって、その彼に率いられての、いわば大野さんの凱旋公演ということもあり、マスコミでも大分取り上げられた。女性誌でも話題になったよう。(そういえば、この間まで連載していた「プレシャス」の編集者も、「今一番読者が知りたい日本人指揮者は大野さん」だと言っていた)。
 そのせいか、会場にはファッショナブルな人多し。何年か前に、知人に誘われていったキース・ジャレットのコンサートのようなファッショナブル度でしたよ。

 逆に、想像より地味?だったのが、宝塚の公演。ステージがあんなに華やかなのに・・・普段着のようなひとも多かった。それだけカジュアルに楽しめるということだろうか。

 中間といえば中間なのが、バイエルン州立歌劇場の公演。ここは主催者が老舗で、昔からのオペラファンが多いので、オペラが中心、服装は二の次、みたいなひともいれば、けっこうゴージャス系のひともいた。チケットの価格からいえば一番高いから、みな着飾っているかというと、必ずしもそうではないところが面白い。
 またここの年齢層は、他の2公演より総じて高め。やはり筋金入りのファンが多いせいか。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  October 11, 2005 10:41:44 PM


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

キーワードサーチ

▼キーワード検索

カレンダー

プロフィール

CasaHIRO

CasaHIRO

フリーページ

バックナンバー

November , 2025

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: