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東日本震災から1か月以上が経ちました。
被災していない私たちとしては自粛や風評被害によるダメージが続いていますが、徐々にそれも回復しつつあるような気配を感じます。
でも被災地の現状は全く変わっておらず、ギャップを感じるようになりました。
報道で目にするのは津波の被害を受けた地域と原発の復旧作業が中心。
仮設住宅の建設が始まり、近隣の地区への疎開が始まり、原発は今後のプランが提示されました。これだけ見ると少し事態が進展しているように見えますが、福島原発に関わる方々の事情は全く変わっていません。
キャッスルには当初から福島県から避難された方が多かったので、福島県状況を知る機会が多いです。受け入れ当初は津波の被害にあわれた方と比べて、自分たちはまだましと言っていた福島の方ですが、現在の状況を見ると、私としては同じくらい、もしかしたらそれより深刻に思えてしまいます。
今朝1週間前にお越しになった方が再びお帰りになりました。ご主人を福島に残しての避難生活は何かと心配だったのかもしれません。でも福島には余震と放射能の恐怖が待っています。来た時も泣いていたお母さんは、帰る時も泣いていました。
辛くなったら無理しないで来てくださいと伝えました。皆さん本当に無理をしているんです。
こんな現状を見ながら、被災地ではない私たちの生活は徐々に落ち着き始めています。
この状況で自分たちにできることは何でしょうか?
金沢でも自粛疲れや募金疲れの声が聞こえてきます。自粛することは支援にはつながりませんよね。募金だってずっとは続けられないですよね。
私たちの支援活動にはもっと選択肢が必要だと思います。
キャッスルイン金沢として提供できる選択肢。その一つが経済支援。
東北産品の指名買いをしたいと思います。まずは手始めに宴会メニューを考えています。とはいえ、いざ集めようと思うと、本当にそろいませんね。
魚はもちろんですが、そのほかの産品もほとんど手に入りません。なんでも東北で作られるものは現在東北エリア内で消費されているそうです。他県に出回るほどの生産量が今はないということと、風評被害にも苦しんでいるようです。
また、今回被災していない山形県や秋田県についても取引先が被災し大変な苦境に立たされているそうです。
経済支援というくくりになると、対象エリアはぐっと広がる感じがしますね。
できることはほんの小さなことですが、みんながすれば大きくなります。
皆さんで支援しましょう!東北産品の宴会プランができたらここでご紹介しますので、ご会食の機会があればぜひよろしくお願いしますm(_ _)m
そうそう、以前こたつ布団の提供をお願いしましたが、今日ご提供いただける方が見つかり、無事お渡しすることができました。
Kさん、ありがとうございました。
ということで、今日はここまで!