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2006年09月07日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
後ろを振り返ると、僅かに残った火でヨーコたちが海を見ているのが見えた。

「いっしょに帰ろう」と言いかけたがやめた。

考えればいっしょに帰る必要もなかった。

二人をそこに残して浜を後にした。

気が付けば恵子と二人だけになっていた。

夜道だが、目が慣れてきたせいか、月明かりだけでも道は判別できる。

崖の下まで来ると、恵子は組んでいた腕を離して「冒険よ!」と行って、

いきなり歩調を速め一人で坂を登っていった。

「危ないよ。気をつけろよォー」



慌てて追いかける。しかし、酔った身体には坂道はきつい。

ようやく崖の上で追いついた。そこで、ハーハ―言いながら恵子を抱きかかえた。

そしてそのままキスをした。

さっきまでの焚き火のススの匂いが恵子の髪の毛から漂ってきたが、

それが野性の感覚を蘇らせてくれた。

獰猛に唇を吸った。

木の枝と枝の間からさっきまでいた浜がぼんやりと見える。

性急なこととは分かっていたが、恵子に「しよう」と耳元で囁いた。

恵子は何も言わずにしがみついてきた。

腕の中にある恵子の柔らかい身体から体温が伝わってくる。

抱く手で背中をさすると恵子の身体はビクンと動いた。



背中の指が食い込む。抱き合ったまま崩れ、

それから恵子の頭を自分の腕で支えた。

そしてもう一方の手で髪を撫であげ額に口付けた。

瞼にもキッスしたとき、恵子は静かに「脱いで」と言った。

シャツを脱ぎ、恵子も脱がそうとすると「自分で脱ぐ」と言って、



月の光の下で恵子の乳房のシルエットが浮かんだ。

その間に自分の着ていたもので、即席の褥(しとね)をこしらえた。

恵子をその上に寝かせた。

・・・・・・長い交合だった。

途中からあたりの風景は消えて恵子の声ばかりになった。

その声を受けて自分のものは怒張し猛り狂った。

いったん頂きに達したと思った声が、

そこはまだほんの入口で次はさらに高い声になって、

最後は嗚咽がつづき、そのあいだ膣の中も身体も痙攣した。

自分のものは恵子の中に入ったままでなかなか小さくならなかった。

恵子のものがキューッと締まってきて、逃すまいと何度も迫ってきた。

結局射精は三度に及んだ。

終わって恵子の瞼に口づけするとなぜか涙がたまっていた。

その涙をすすると、恵子はしがみついてきた。

しばらくそのまま眠ってしまった。(つづく)






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最終更新日  2006年09月07日 22時02分56秒
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