2008.08.29
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エーケルンド の布。
姉にもらって、テーブルマットにしている。
とてもしっかりした生地で、上品な模様。すてきなので壁にはろうか…とか
いろいろ試行錯誤した結果、ダイニングテーブルの上が一番しっくり。
どちらも北欧生まれだからだろうか。なじんで、すごく良い空気感だ。
昨日からすごい雨。
私は早々と寝てしまったけれど、たちやんはずっと起きて
テレビで情報を得ていてくれた。
何しろ裏が川なのだ。
「東海豪雨に匹敵するんだって！しかも川のサイレンがなりはじめた」
と知らせにきてくれたが、寝ぼけた私は
「ふーん」と言ったきりまた眠りの世界へ。。
確かに、ファーンファーンファーン！と川から避難勧告（？）サイレンが
響き渡っていたのが遠い記憶の中に。
でも幸いなことにこのへんはひざ下まで水が…とかそういうこともなかった。
今朝起きたら、テレビで名古屋駅前や栄の映像がうつっていて
それこそひざ下まで水が、、という状況だったのでびっくりした。
これ以上被害がないといいのだけれど。
＊＊＊
雨と、雷。
明るくなるのがまた怖い。
あやしげな、とても強い光が空に満ちて、続いておなかの底に響くような轟音。
昨晩はなんとなく気持ちが浮ついて落ち着かず。
私は家では大抵テレビではなく音楽なので、気持ちを落ち着ける音楽を選ぼうと
考えあぐねる。
かといってこっちはしっとりしすぎてセンチメンタルになる…。
何しろ詩が痛い。
このＣＤのようなオシャレな気分でもないし…。
あ、そうだ。
こんな時は決まっている。
Cassandra Wilsonの「Time After Time」だ。
一番好きな曲、と聴かれたら迷った挙句きっとこの曲をあげるだろう。
もちろん、オリジナルのシンディのも大好きだし、マイルスのもしみる。
でも私はCassndraのが気に入っている。
落ち着く。
もうたちやんとは５年以上一緒にいるので好きな音楽やよく聴いた音楽は
ほとんど共有している。
「Time After Time」は共有していない音楽のひとつで
だからこのメロディを聴くと、自分ひとりでそこに佇むことになる。
他の誰とも共有していないのだ、しかも。
それでいて、全部を思い出させる。
日々の中で、いろんな気持ちになる。
その度に私は心に聞いて、今一番欲している音楽を聴くようにしている。
時にそれは危険をはらむので覚悟がいるが。
何をしてても気分がすぐれなかったり、手持ち無沙汰になった時に
私のすることは大抵２つだ。
「Time After Time」を聴くか、村上春樹の「ダンス・ダンス・ダンス」を読むか。
なんでだろう？
でもこの２つは、いつだってとても落ち着くのだ。
ＨＯＭＥ
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