さしあたって ただの日記 \(●×●)\

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2007年09月07日
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カテゴリ: 飛び出せ 芋!



 酒職人ギルドに関連してが最初だった。


   純米吟醸「こなき純米」 
   純米大吟醸「おやじ極楽大吟」
   米焼酎「猫また焼酎古酒」
   これで仕込まれた「猫また梅酒」


 また、ユニークな顔ぶれは
 ギルド絡みに限ったわけでなく、








境港市はかの水木しげる氏の出身地だけあって、
いろんな妖怪アルコールがいる。
子供の頃、ちゃんちゃんこを着て

それらのネーミングとパッケージだけでもう大変なんですからぁ~~~





しかし、テーマは芋焼酎....
妖怪シリーズに走るのはまたにして、本題へ。
元々は清酒蔵の千代むすび酒造さんだけれども、
清酒に限らず、米、そば、芋原料の焼酎も造っていらっしゃる。


きっかけとなったのは平成12年の10月に起こった鳥取県西部地震。
米子市を震源地としてM7.3、震源の深さ10kmと聞けば、
その被害の範囲がどれほど広かったかが、想像していただけるだろうか。
人命が損なわれることこそなかったけれど、
ありとあらゆる産業に甚大な、深刻な被害をもたらした。
それは多くのお米の生産者農家さんも例外ではなく、
収穫の目前にしてすべてが無に帰すような事態であったろう。

  ダメになった作物を、田畑をどうやっていかすか....

それがそばであり、芋であったという。
そんな中、焼酎に変化させることも復興の手立てとして浮上し、
やがて、実体化していく....


  そうして、出来上がったひとつが「浜の芋太 なかどり」






弓ヶ浜半島産の金時芋を贅沢に使い、
黄麹と日本酒酵母で仕込まれた正真正銘のご当地焼酎。
厳重なまでの温度管理によって仕込まれる芋は柔らかくとても軽い。

  あくまでも、清酒蔵としての芋焼酎でありたい、

そんな気概さえ感じる「なかどり」のネーミング。
今やアメリカまで出荷するに至っているそう。
なお、『浜の芋太』自体はは境港市内の数社による統一ブランドで
他に芋粥、コロッケ、芋せんべいなどがある。


千代むすび酒造さんの HP を読んで感じるのは
生産者農家さんとの距離がとても近しいこと。
そして、自社製品をきちんと理解してほしいと努力してらっしゃる姿。
それは読み手(飲み手)の存在をはっきりと認識した企業の姿勢なのかもしれない。






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最終更新日  2007年09月08日 01時28分27秒
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