さしあたって ただの日記 \(●×●)\

PR

バックナンバー

2025年11月
2025年10月
2025年09月
2025年08月
2025年07月

キーワードサーチ

▼キーワード検索

2007年10月02日
XML
カテゴリ: お酒アラカルト
魔王の件で白玉醸造さんにお電話して


千代むすび酒造さんがHPで明らかにしている協会901号。
白相酒造さんで使用されてるツルバラ酵母。
そういえば、山縣本店さんでも話に登場してたんだ。


   迂闊だった....
   なぜ、今まで繋がらなかったのだろうか....


日本酒を愛飲されてる方ならよくご存知だろうが、
日本酒は実に精密に分類されており、


具体的にデータベース化することが
のんべえが受け止める焼酎文化にとって、
必ずしもプラスであるとは言い難いけれど、
勉強途中の経過として、軽くまとめておくことにした。


1893(明治25)年、初めて日本酒のもろみから清酒酵母が分離されてから、110年余り。
日本醸造協会が頒布できる協会系酵母(清酒、焼酎、ワイン用)は今30種弱。
そのうち、焼酎酵母はわずか2種のみ。
実質的には各県の試験研究施設で開発され、頒布されるものが多い。
だから、鹿児島には鹿児島酵母、宮崎には宮崎酵母....
というように県名を配した酵母が存在する。


   鹿児島の芋焼酎と宮崎の芋焼酎は風味が違う....



   ちなみに麦チョコ風味で有名な「兼八」は
   つい昨今まで、鹿児島酵母を使ってたということ。
   多くの芋焼酎好きに抵抗なく受け入れられたのも
   意外とこの辺がポイントなのかもしれないね。


そうして頒布された酵母の中でも

毎年、繰り返される仕込の中で
自然住み着いた『蔵付き酵母』の存在も重要であろう。

それぞれの酵母をそれぞれの蔵の技で巧みに使いこなし、
それぞれの蔵の個性が生まれることになる。

1に麹、2に酒母(もと)、3に造り....
これは決して日本酒に限った言葉ではないのだ。










だから、今、ある焼酎が気になっているのよね。
日本酒にお詳しい酒屋のご主人に教えていただいたもの。
酵母が生み出す風味が醸造酒で華やかに開くのは周知の事実。


   では、それを蒸留した場合にやはり吟醸香は堪能できるのか.....
   ただし、日本酒のヌカ臭さが苦手なウチは
   できれば極端な香り系は避けたい....


こんな勝手なわがままな話を聞いて
店主が案内してくれたのは

 福岡の杜の蔵さんの 吟香露(ぎんこうろ)

これは近いうちに飲んでみたいと思ってる。
幸いにも我が家には樫樽貯蔵の粕取り焼酎もいる。
いわきオフ会でhirocchiさんにいただいたもの。

 宮城の阿部勘酒造店さんの 勝畫楼(しょうがろう)

けっこう、面白い飲み比べができそうな気がするんだ。
芋焼酎からは、離れるけどすべては勉強のため。
酒文化の道は深く長いのであった........マル







ブログランキング・にほんブログ村へ





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2007年10月03日 16時05分20秒
コメント(18) | コメントを書く
[お酒アラカルト] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X

Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: