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今日は、宮城県柴田郡にある木村雅雄さんのチェンバロ工房で曽根麻矢子さんのレッスンを受講して参りました!昨夜から遠足前夜の小学生状態でしたが(笑)迷い迷い工房に辿り着いた頃にはテンションが上がりまくり、麻矢子さんを目の前にした時は、子供の頃に聖子ちゃんのコンサートに行った時のように「きゃ~☆」っとなっておりましたf(^-^;)美しい容姿とは対照的(?)に、実に堂々たる、決然とした、そして情熱的なバッハを弾く麻矢子さん、レッスンでもはっきりキッパリ、ポイントをビシビシと突いて、引き締まった雰囲気に引き込まれます。実は今日お集まりだったのは、チェンバロの演奏家として活動していらっしゃる方、長年チェンバロを演奏しているベテランの方、大学の先生、音楽評論家の方、など「プロ」の皆さん。アマチュアで「え?曽根麻矢子さん来るの?行く行く!」というミーハーは私だけ、という、かなり度胸の要る状態だったのですが(笑)さらに恐いもの知らずに「イギリス組曲」のe mollをレッスンして頂いたのでした! 全て勉強になることばかりでしたが、ディミニエンドの工夫というのが今の私のとって大切な気付きだったと思います。でも一番の収穫はやはり、間近で麻矢子さんの音を聴いたこと。同じ楽器の同じ鍵盤で、同じ音を、同じメロディーを弾いているのに、全然違う!魔法のように美しく、力強く、説得力のあるものになってしまうのです。これが本物なんだ~、はぅ~すごいなぁ~すてき~(*^0^*)ただただ感嘆でした~。またチェンバロが好きになりました。これからも地道に頑張ろうと思います。指導して下さった曽根麻矢子さん、チェンバロ工房の木村さんはじめ、ご一緒させていただいた皆さん、ワインを我慢して往復の運転をしてくれた旦那様、楽しく幸せな時間を本当にありがとうございました♪12月の山形交響楽団と曽根麻矢子さんの共演が今からとっても楽しみです♪
2008年10月26日
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酒田キリスト教会で行われたパイプオルガン・ミニコンサートに行って来ました。葡萄の装飾が印象的な、小さいけれど素朴で温かみのある美しいオルガン。ビルダーは鶴岡カトリック教会のオルガンも製作した酒田市在住の本間 隆・ 久美子ご夫妻。奏楽者はこの酒田キリスト教会所属の若きオルガニスト本間麗さんです。私はこれまで大きく立派なホールで大きく立派なパイプオルガンを何度か聴いているのですが、実はあまり心を動かされたことがありませんでした。でも今日の小さな教会での小さなパイプオルガンの調べは、心地よく優しく清浄な時間をもたらしてくれました。それは楽器云々、演奏云々、音響云々ではなく、パイプオルガンという存在とその音楽が、やはり教会で弾く・聴くものであり、神への感謝や祈りあってこそだから、なのではないかと感じます。「このオルガンがなかったら私はこうやってオルガンを弾いていなかった」と麗さん。終了後の牧師様のお話で知ったのですが、10数年前この教会にオルガンができたことで、当時高校生だった麗さんは宮城学院女子大の松尾泰江氏のオルガン教室に通い始めピアノから転向、大学・ドイツ留学と研鑽を積んで帰ってきたのだそうです。信者ではない私が言葉にするのは失礼かもしれませんが、きっと神様のお導きだったのでしょう。・・・凡庸な才能しか持ち合わせない私ですが、大学でO教授と出会いチェンバロと出会ったことも、そうなのかな?と思ってみたり・・・。とっても素敵なコンサートでした♪
2011年08月07日
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