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2006.09.02
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カテゴリ: カテゴリ未分類
24日の午前中にチョンソンと二人で列車に乗り込みコブレンツまで行き、そこから

寂れた小さな駅で人影はほとんどなく、公衆電話でタクシーを呼び「メーレンまで」
と運転手に伝えた。
ドイツのタクシーはどれもメルセデスでドアを開ける時もカシャという気持ちのい
い音がして車内も広い。
どこまでも広い野原の真ん中に通ったアスファルトの道をスピードを上げて爽快に走
った。
運転手は口数の少ない農家の仕事の合間にやって来たという雰囲気のおじさんで、黙

僕もチョンソンも何も言わずお互い窓の外を眺めていたが、しばらくすると道がくね
くねと曲がり、林の間を抜けると村らしきものが見えて来た。
広大な野原の真ん中にぽつんと村があり、どうしてこんな所に村を作ることになった
のだろうという疑問が生まれる。
車はある一つの家の前に止まり「さー着いた」と運転手が始めて声を出した。
料金を払い我々は車を降りた。
羊の匂いと強い草木の匂いがして、爽やかなそよ風が頬を撫でた。
目の前の家は相当古い、まるでおとぎ話に出て来るような家だった。
分厚い木のドアの上に大きな丸い窓があり、レンガ作りの壁一面につたが絡まってい
て、切妻のとんがった屋根はかなり高い位置に見えた。
古風なドアベルを押し、しばらくすると黒い服に蝶ネクタイの白髪の紳士がドアを開






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最終更新日  2006.09.02 07:54:14
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