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・11.5.木
午前中に松原の合唱団のピアニストと、阿波座教室で合わせをする。
もうすぐ合唱祭の本番を控えているが、余りに難しい曲で、我々二人が合わなくなると空中分解する可能性もあるので、せめて指揮とピアノだけで確実感を得るためである。
でも良い曲だ。
いくらやっても飽きることがない。

午後からのグループレッスンに来られている一人の生徒さんが、ルーマニアを旅行されていたということでチョコレートのお土産をいただく。
ルーマニアと言えば、内乱が続きとても危険であるイメージがあったのだが、今は平和を取り戻しているのだろうか。
昔ドイツで一人ルーマニア人の知り合いがいた。
彼は時々ふと居なくなり、一年ほどしてまた姿を見せることがあった。

拘留期間が切れたので、また逃げて来た」と言ったことがあった。
彼はそんなことを何度か繰り返していた。
また、ルーマニア人の父を持つドイツ人の友人から「お父さんは小説家で、ルーマニアを批判するようなことを書いた罪で、5年間牢屋に入っていた」と説明を受けたこともあった。
そんなことで、共産国であるルーマニアに怖ろしいイメージがあったのだ。
どうして共産国や社会主義国は、蓋を開けると皆独裁国なのだろう。
おまけに当時はセルビア人と何処かの人種が血なまぐさい内乱を続けていた。
しかしそういう問題が収まったらしい今は、古く美しい建造物の残るすてきな観光地であるらしい。

夜はCAC混声合唱団。
ここでもまた松原の合唱団と同じ難しい曲に取り組んでいて、皆さん苦悩と共に音取りに奮闘する。
僕は説明した。
「新しい曲に出合った際も、新しい恋に落ちる時も、眉を顰めるような受け入れがたい相手に限って、深くまではまり込んでしまうものだ」と。





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最終更新日  2009.11.06 01:26:57
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