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2010.03.15
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・3.15.月
毎日新聞のアイマスク体験ルポの記事は、最終話となる。
7日目に点訳の仕事をされている案内人と、中途失明者の52歳の男性、平川記者というメンバーで山に登る。
標高800メートル以上の山で、かなりの高さだ。
登山案内人の松本さんの的確な手引きに感心しながら、視覚以外の感覚で山を楽しむ。
帰りは平川記者と共に下山。
二人の息も少しずつ合い、何とか喧嘩せずに歩けたようだ。

最終日の記事では、7日間着用したアイマスクを取った時のことが語られる。
真っ暗にした部屋で少しずつ目を馴らして行き、ゆっくり普段の生活に戻って行くが、見るものにすべて敏感に反応し過ぎて気分が悪い。

この記事を読む限り、彼は本当に7日間、顔を洗う時以外は24時間アイマスクを着用したようである。
本当はそのようなことは目に良くないはずだ。
長く病院に寝たきりの人が歩けなくなるように、視覚に必要な筋肉も弱ってしまう可能性だってあるのでは。
そんな危険まで冒して体験した彼の五感は、読む者にまで大きな世界の広がりを感じさせたようだ。

僕はこの連載に励まされた。
なぜ励まされたのかよく分らないけど、たぶん健常者の者が、本気で障害者の立場に立ってみようとしたからかもしれない。
仕事とはいえ、誰も7日間もアイマスクを着用して過ごそうとは思い付かないだろうから。





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最終更新日  2010.03.15 23:23:58
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