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・5.18.火
朝は自宅グループレッスン。
午後から富田林での出張グループレッスン。
その後阿波座にて夜のグループレッスン。
その前に、ラフマニノフが自ら演奏している、ピアノコンチェルト第2番のCDを聴く。
もちろん録音は古いもので、雑音の入るモノラル録音であるが、その優雅で繊細でロマンティシズムに溢れる演奏に溜息が出る。
其々の人の心に深く染み込み、ある特別な懐かしい場所のようなところに引きずり込むような魅惑的な音楽。
どうしてこのような、神がこの世に降ろしたもうたような音楽を生み出すことができるのだろう。
彼の精神がある意味破壊されてしまうのも分るような気がする。

また、アメリカに亡命していなければ、彼の音楽もまた花開かなかったかもしれないような気もする。
その後同時に購入した、ルービンシュタインの演奏するラフマニノフのピアノコンチェルト第2番も聴いてみる。
名ピアニストと言われたルービンシュタインの演奏は、厳格で確実で、自信に満ちた指の動きと力強い音。
しかしそこには、苦悩や敗北や弱さや繊細さというものは余り感じられない。
自信と確実さだけが目立つその演奏は、僕の好むものではなかった。
その後もう一度ラフマニノフ自身の演奏するものを聴いてみる。
無条件ですばらしい。
この録音は1929年とある。
彼は1873年の生まれであるから、56歳の時の録音ということになる。


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最終更新日  2010.05.19 00:54:48
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