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2011.01.12
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カテゴリ: カテゴリ未分類
・1、12、水
今日は何十回目かの僕の誕生日となった。
思い起こせば、随分遠くまで来たものである。
そして何処にも辿り着いていない。
年々何処かが強化され、何処かが弱って来ている。
その弱って来ている部分を熱い腕で抱き、まだ何とか使える部分を必死に勇気付けて一日一日乗り越えている。
とは言え、落ち着いて考えてみれば僕はまだ若い。
要するに気弱になっているのだ。
今年一年も、どうしてもやっておきたいこと、やるべきことに情熱を傾けて暮らして行ければと願っている。

遠出と言っても、家から数百メートルほど離れた教会の庭まで遊びに行ったのだ。
道中に目にした家々の高い塀。
明るくまぶしく未舗装道路に照り映える初夏の太陽。
妹の手をぎゅっと強く握って、恐る恐る渡った市電の通る北大路通り。
おそらく日曜日だったのだろう、車の姿はほとんど見えなかった。
僕は白い半袖のシャツにオーバーオールを着てベレーボーをかぶり、妹は袖が少しひらひらとしたような薄いピンクの半袖のシャツを着ていた。
教会の庭で鳩と遊んでから、また家まで歩いた。
帰ったら、二人っきりでそこまで行けたことを母が褒めてくれたことも憶えている。
あれから流れた時間はたくさんなのだろうか、それとも驚くほどの一瞬なのか、さっぱり分らない。


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最終更新日  2011.01.13 02:00:58
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