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・5、6、金
数日前に報道されたニュースによると、次のようである。
「東京電力福島第一原子力発電所の事故への対応に当たるために、先月、内閣官房参
与に任命された、原子力の専門家で東京大学大学院教授の小佐古敏荘氏が、記者会見
し、「政府の対策は法にのっとっておらず、場当たり的だ」として、内閣官房参与を
辞任することを明らかにしました。」
テレビの会見では、小佐古敏荘氏が涙を流しながら福島の子供たちを案じていた。
ひょっとしたら、我々には分からない政府内部の駆け引きがあるのかもしれないが、
おそらく年20Mシーベルトまでの放射線規準値に抗議したが、政府には受け入れても

かと言って、そこで正義を訴え続けても通る相手じゃなし、結局泣きながら辞めるし
かないということか。
福島の人々全員の移転の面倒を見ることがいやさに、政府は何処まで子供や若い女性
、妊婦を犠牲にすれば気が済むのだろう。
「庶民の発病はどうせ10年、20年先のことだし、それだけ月日が経てば原発事故が原
因での発病かどうかは証明はできないし、大体そのころには自分たちはとっくに政治
家を退いていて、後の者に押し付ければ済むことだし、まあ今を逃げ切れば何とでも
なるさ(呵呵大笑)」皆胸の内はそんなところだろう。
しかし、では、何故福島や茨城の人々は、もっとこの20Mシーベルトの規準値に異議
申し立てをせず、子供を連れてそこから逃げようともしない人々が多くいるのだろう
。

を向けても、僕の周りの人々ですら全く関心を持たないのだ。
2日・3日と京都の家に行って、そこでもそんな話題を出してみたが「またあんたは
、そんなことばっかり言うて、いいかげんにしいや!」と母も妹もいやな顔すらする
。
母たちだけではなく、僕の周りのほとんどの人が「また茶木はややこしいことを言い

ここに僕は逆にとても興味を引かれる。
皆の胸の内には、その時どういう思いが生じるのか。
僕の調査によると、それは三つの点から成る思いであるようだ。
まず一つは、今回初めて明らかになった、驚くべき庶民の愛国心だ。
政府がまさか我々を騙して、危険にさらすようなことをする訳がないと思っている。
そこまで国が腐ってはいないはずだと信じたいのだ。
二つ目は、今ある暮らし、仕事、生活そのものを変えたくないという強い思いがある
ようだ。
それぐらいなら雄々しく放射能を受けて立とうという姿勢の人もいる。
三つ目は、今この時とばかりに原発を批判し、大げさな怖がらしな本などを出版して
儲けようとする学者たちの思惑に、決して乗ってはならない。
それこそが風評であり、我々はしっかりそれを選り分けねばならないと。
そして僕のような人間こそが、それにまんまと騙されている危険人物なのだと。
もちろんこれはどちらが騙されているのかは分らないが、言うことをころころ変えた
り、規準値までどんどん変えて行く政府の思惑が信頼に値するかどうかは、誰でも分
ることだろう。
今関西にはそんなに危機感はないかもしれない。
だが同じような恐怖が我々を襲う可能性は充分あるのだ。
そう僕が周囲に言うと「そうなった時は、じたばたせず潔く死ぬわ(笑い)」と皆同じ
ことを言う。
果たして皆本当にそう思えるだろうか。
未来のある子供や孫を道連れに、本当に放射能をたっぷり浴びる勇気があるだろうか
。
近々やって来るだろうその日に向けて、素人なりにある程度の勉強をするべきではな
いだろうか。
放射能汚染が、実際の我々の体にどのような影響があり、どう対処すべきか。
小さな子供たちや、若い女性、妊婦のためにいつどのような行動をすべきか、皆で知
識を持つべきだ!
それが我々大人の責任ではないのか!

今日菅首相が浜岡原発の全面停止を指示した。
彼が総理になって、初めての評価すべきリーダーシップではないだろうか。
これが実現すれば、大きな心配が一つ減る。
そして今、何やら怪しい事故を起こしている敦賀原発と一緒に完全停止まで漕ぎ着け
ればすばらしいのだが。
敦賀原発は数日前に危険な状態になり、停止を検討していると報道されたが、その後
何も聞かなくなった。
福井県の事故となると、我々関西ももはや人事ではない。





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最終更新日  2011.05.08 10:09:15
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