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・9、23、金
今日半年ぶりぐらいであべのの鍼灸印に出向く。
例によってまた先生ご夫婦、患者三人を巻き込んでの放射能話題。
その中で気になったことが、今の40歳から45歳ぐらいまでの限定された世代の女性に甲状腺の問題を抱えた人が多いという話が出た。
患者さんの中でもその傾向が見られるし、そういえば僕のところに来られる生徒さんにも何人かそういう問題のある方がおられ、やはり全員40代前半だ。
先生いわく、チェルノブイリの時の放射能物質の影響が考えられるというのだ。
国は一切口を閉ざしたが、1985年の事故で日本にも相当な量の放射能が降ったらしい。
今40過ぎの女性が丁度15・6歳。
第二次性徴真っ只中で、男性よりもいろんな意味で体の様々な部分にダイナミックな変化を迎える若い女性にとって、とても危険なことであったと。

被曝、除染、数値などという言葉に疲れ始めた人たちが「もうやめてくれ!」と叫びだしているらしいが(ほとんどが男性)、そこから目を反らすことは許されない。
それが今の我々の置かれた現実なのだ。
ーーーーーーー
昔、憲兵・・・今、バッシング
戦争前、突然、憲兵が訪れて有無を言わさず連行され、拷問にかけられたという話は
多くありました。その話を聞くと戦後の日本は自由でいいなと思っていましたが、2
011年の原発が起こってから、現代の憲兵は、マスコミや一般の人からのバッシン
グだなと感じます。
憲兵とバッシングが似ているところは「非難される理由が不明」ということです。私
のところに来るバッシングは、ほとんどが「バカ! 人の心が判っていない! 金儲
けでやっているんだろう!」というもので、なにが問題なのかが判るメールはほとん

また一関市長と私の件でも、多くの新聞やニュースにでましたが、私に取材があった
のは3社だけでした。新聞などはすべて「憶測」で報道をしたようです。個人は力が
弱いからということなのでしょうか?
もしかすると現代のバッシングは憲兵よりひどいかも知れません。たとえばメールで
は発信者が不明なのです。名前も住所もなにも判らない人からある時、突然、罵倒の

私は強い信念がありますし、科学的に妥当なことしか発信していませんから、メール
は参考にさせていただいていますが、信念や行動はビクともしません。しかし、社会
には弱い人や、こころ優しい人もおられます。だから、ひどい言葉でやられるとおび
えるのではないかと心配です。
その意味では「憲兵的ネット社会」は、ネットという新しい情報手段が化け物のよう
になって私たちの社会を襲う可能性すらあるように思います。
それに、「原発を守る」とか、「国の政策に従う」いう考え方には国や権力が見方に
ついていますから、メールの中には「権力を使うぞ」という脅しまがいのものもあり
ます。戦争で負けた日本は二度と再び、そんな暗い社会で暮らさないと決意したので
すが、60年しか続かなかったようです。
常に紳士的に、一人の市民として、相手に失礼の無いように、しっかりと自分の考え
を述べるということが必要です。匿名は良いと思いますが、文章は日本人としての礼
節を守ることが日本の文化を続けるためにも必要と思います。
またある時に東大の教授が私を批判して「私は武田の本を読んでいないが、読まなく
ても判る。ケシカラン!」という本の批評をされたときには思わず吹き出してしまい
ましたが、それに似たことが最近、続いています。「武田の本もブログも読んだこと
はないが、ケシカラン!」と言われるので、なんとご返事をしてよいか迷ってしまい
ます。
問答無用で切り捨てる、理由も言わずに逮捕されるという社会で大きな犠牲を出し、
やっと明るい生活ができるようになったのに、マスコミや国民がそれを壊しにかかっ
ていることが残念です。
(平成23年9月22日)
武田邦彦





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最終更新日  2011.10.02 17:00:42
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