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カテゴリ: カテゴリ未分類
・11、26、土
先日ある雑誌で一人の医師が、医療行為での患者への被曝量の多さに危惧を表明していた。
例えば、一回のCTスキャンでの被曝量は、平均7ミリシーベルトだという。
これは驚きだ。
予防原則からいうと、一回の検査ですでに7年分被曝している。
今日本全国で福島からの死の灰による被曝があり、食事からの内部被爆、それに自然放射能も踏まえて、その上医療から受ける被曝となると相当な量になる。
今だからこそ、できるだけレントゲン、CTのお世話にならないことを心がけなくてはならない。
怪我をしない、病気にならない努力を一層心がけること。
武田氏は、医師は予防原則がなぜ大事なのか知らないと書いているが、何の僕は連中は知っていて「そんなもの守る必要はない」と言っていると思う。

すべて利益のための発言であり、医師だからこそ人々の健康を守るという考えには及ばないということだ。
普段綺麗なセリフを並べていても、いざとなれば皆自分の経営とふところ具合だ。
ーーーーーーー
なぜ、医師の発言が禁止されるか(2)・・・予防原則適応時に許される行為
多くの人は学校教育の内容が不正確であることもあって、「水俣病」というのは「企
業が水銀が毒物と知っていながら、垂れ流した」と思っています。でも、企業は国や
熊本県が認可した排水基準を守っていました。
つまり、時として企業は収益に走り、国民に被害を与えることがあるので、県や国が
審査をして法律などに合格すれば認可をするのです。自分がその工場の人だったとし
ます。あるものを使って運転をしようとして計画し、書類を役所に出して認可を受け
れば、それを守って仕事をすることで非難されることなど考えないでしょう。

のが、水俣が初めてだったからです。それまで、女性のおしろいは酸化水銀、神社の
鳥居の朱色は硫化水銀、そして歯医者に行くと水銀アマルガムを詰められました。水
銀は普通に使われていたのです。
今でも、「水銀」というものが常に毒性を持つのか、メチル水銀などのある状態の水
銀が毒物なのか、ハッキリしないところがあります。しかし、人間はあることが起こ

つが「予防原則」です。
水俣病の時に、水銀が毒物であるということが学問的に判ったのは最初の患者さんが
出てから6年後でした。その時に、漁民は操業の停止を求めたのですが、水俣市民の
多くは操業を続けることを望んだのです。つまり、法律もなく、学問的にも不明で、
患者さんが出ているという状態で仮に操業を止めさせた場合、その損害を誰が補償す
るのかハッキリしないからです。
そんな経験を経て、1992年の環境サミットで「原則15:予防原則」が世界的に
合意されました。その趣旨は「科学的に因果関係が不明な場合でも、怪しいときには
予備的に規制することができる」というものでした。これが人間の知恵というもので
す。
・・・・・・・・・
1年1ミリシーベルトというのは、予防原則の思想で決められています。学問的にハ
ッキリするまで待っていたら、被曝による被害者が出るかも知れないので、予防的に
合意をしたのです。自然界から受ける自然放射線は仕方が無いのですが、原発からの
放射線は「余計なもの」です。もし日本に原発がなければ、1年1ミリなどと言う規
制もほとんど要りません。
福島原発の事故が起こると、多くの医師が「1年1ミリを守る必要はない」と発言し
、今でも言い続けています。でも、医師の人は「予防原則」というのが悲惨な多くの
犠牲のもとに、人間の知恵で創り出したものであることを勉強してください。
というのは、「1年1ミリを守る必要がない」と言っている医師、テレビや新聞など
の記者はどうも、これまでの公害の歴史、予防原則、人間の知恵について、よく知ら
ないようなのです。でも、社会に責任を持って発信するためにはこのぐらいは知らな
ければなりません。
私が「なぜ、1年1ミリか」というのを科学的に説明せず、「法律、合意」として示
しているのは、それが「予防原則」ですから、もともと科学的な根拠を議論できない
ものだからです。
・・・・・・・・・
ところで、私は「人を批判せず、内容を批判する」ということを守ってきました。今
まで、首相、大臣、東大総長、特定の権力者を別にすると個別の名前を挙げて批判す
ることはしませんでした。でも、今は福島をはじめとした子供たちが被曝しています
。この被曝を止めるために、今日から個別の名前を出すことにしました。
流山市長と福島の「順一」(聞くところによると塾の先生)という人が、「1年1ミ
リを守る(法律を守る)必要はない」という趣旨と、私を関係の無いこと(私がバナ
ナを食べたことがないと推定していること)で個人的に批判しています。私の批判な
どはどうでも良いのですが、この二人の言動の目的は福島の子供たちに余計に被曝さ
せることなので、放置できません。予防原則を勉強して、すぐ子供たちを被曝させる
ことを止めてください。子供の健康はあなたたちのものではありません。
(平成23年11月25日)
武田邦彦





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最終更新日  2011.11.28 23:44:33
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