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2013.04.30
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カテゴリ: カテゴリ未分類
・4、30、火
僕は何だか国の詐欺ばかり暴露するために書いているようだが、いろいろ調べていると、本当に国の打ち出して来る呼びかけのほとんどが、彼等の利益を目論んだ運動ばかりであることに愕然とするのだ。
特に日本国民が大好きな「もったいない」「節約」「物を大事に」というような精神を逆手に取った政策で国民を動かし、我々には分からない複雑な仕組みで利益を手にする。
例えば下記の武田氏の説明にも大いに憤慨するものである。
何時の間にかやらなくなって、そのことに疑問も抱かない我々でもあるが、以前使った後の牛乳パックを綺麗に洗って、回収ボックスに入れたものだ。
ペットボトルも集めて回収車が回収して回った。
武田氏が指摘するように、なるほど確かにそのリサイクル資源を再び製品にするためのエネルギーがどれほど必要かまでは考えが及ばなかった。
元の製品を作る何倍も石油が必要となれば、何のためにリサイクルしているか分からない。
ここが武田氏が以前から訴えている「ゴミを減らせば国が衰退する」というところに繋がるのだろう。

環境省がリサイクルを推し進めるのは、もちろん天下り団体を作るためである。
官僚が政府を思いのままに動かし、彼等によって国の予算が見る見るうちに食い荒らされて行く。
そんなことが行われている一方、税金は年々上げられて行く。
我々は官僚の遊んだ後始末と、これからも変わらないお小遣いを約束するために利用され続けているのだ。
もちろん国という船が前に進むためには、頭脳明晰な官僚がいてこそである。
しかし今のまま彼等が国を食い物にし続けて行けば、必ず国は衰退し続けるだろう。
国の衰退は、これまた戦争への道であると僕は考えている。
他国から蜂の巣にされる原因だし、それを防ぐために核保有とか軍備強化ということになり、今までの日本がそうであったように、景気を上げるために戦争を始めるような考えに及ぶのだ。
となると、リサイクルが国の不幸への道とも言えるかもしれない。
ーーーーーーー
集中講義録・エネルギー資源を理解する(6) 「物がある」と「資源がある」の違

「energy_recycletdyno.156-(8:50).mp3」をダウンロード
リサイクルは資源を浪費しますが、多くの人が「リサイクルは資源の節約になる」と
考えたのは、「物」と「資源」の区別をしなかったためと思います。
目の前に使った空の「ペットボトル」や「牛乳パック」があるとします。普通の人は
それが「まだ使える物」とか「資源」では無いかと思うのはある意味で仕方が無いと

「資源とは何か」というのを私たち資源学者が教えるのは、大学の工学部の資源関係
の学生に対してで、一般的には「資源とは何か」など普段の生活では関係がないから
です。
それを逆手にとって環境省と御用学者が「ゴミも資源になる」等と言い、可哀想にダ
マされた小学生が「ゴミも分別すれば資源」などという標語を作らされたのは実に無
残なことです。小学生を騙すのですから、かなり悪辣な大人です。
・・・・・・・・・
資源とは「その資源を回収するのに、回収される資源以下の価値の資源を投入して回
収できるものを言う」ということです。目の前のペットボトルは確かに「物」ですが
、それが「資源」というためには、「ペットボトルからペットボトルができた」とい
うのでは資源では無く、「石油から新たに作るペットボトルと、市中から回収したペ
ットボトルのどちらが石油などの資源を使わないか」によって決まります。
市中から回収したペットボトルは、新しく石油から作るペットボトルに対して最低で
も3.5倍の石油を使いますから、「物」であっても「資源」ではありません。
リサイクルを始めた頃、「リサイクルしてはいけない」という本に私は「東京湾に浮
かぶ油が石油だといっても、それを回収しても石油は採れない」と言っていました。
海に薄く浮いている油を回収するためにその100倍以上の船の燃料を使うからです
。
もし、環境省や御用学者が本当に環境のことを考え、誠実だったら、リサイクルを始
める時に国民に懇切丁寧に「資源とは何か、これから私たちはどのような知識が必要
か」を説明して、それに合致するもの(鉄くず、アルミ、貴金属、使用済みの紙の約
20%など)をリサイクルするべきでした。
そしてそれらはすでに「零細企業」によってリサイクルされていたのに、それを「御
用業者」に統一して利権をむさぼったのがリサイクルだったのです。この醜悪なリサ
イクル制度に荷担した新聞、環境団体は一度、ハッキリと反省して、それを発言し、
美しく誠実な日本を取り戻してもらいたいと思います。
今から15年ほど前、日本人は「リサイクルしないと!」とカッカときていたので、
私が資源のことを説明すると、激しくバッシングされたものですが、今では冷静に考
えてもらえると思います。私たちは環境関係の一部の人のために「環境」を大切にし
ようとしているのではないのです。
(平成25年4月15日)
武田邦彦





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最終更新日  2013.04.30 10:48:43
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