わんこでちゅ

あの川のむこうは7






その後はナンシーにカークが一生懸命語りかけながら、ただひたすら森をめざして二匹で歩いていった。たまにカークのところにも  思い  のおやつが届くときがあったので、そのときだけは、少し足をとめて、休みをとった。

「やぁ、お腹はすかないけど、食べるとお腹の中がとてもあたたかくなって、いい気持ちだ、、。ナンシーも食べてごらん。」

そういってナンシーにもおやつをすすめると、ナンシーは無表情のままおやつを口に含んだ。食べてもなにも様子は変わらなかったけど、それは仕方のないことなのかもしれないとカークは思った。

douwa7


次へ



本童話の著作権は ちゃにさん もちぽ1980 さんにありますので、絵、文ともに他での使用を禁じます。文章アップ2004.3挿絵アップ2005.4














http://plaza.rakuten.co.jp/chanisan/11001 

このお話にリンクする場合はその旨BBSにかきこみください

たいせつなものをなくしたら、、泣いてもいいよ。思いはとどくから、、


バナー







© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: