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実は先日の震災で、身近な知り合い二人が被害にあいました。一人は陸前高田の出身で、親戚同様にお付き合いしている取引先のお婿さん。御両親と1週間ぐらい連絡がとれず安否不明でしたが無事との事。人一倍心配していたうちの社長は、ホッとしたのかお婿さんの手を取り涙を流してました。社長の涙、久しぶりに見ました。ただ、御自宅は津波で流されてしまったようです。もう一人は福島のいわき出身で、高校を卒業してから私の実家の仕事に修行に来てた人。20年ぐらい前の話ですが。年齢が私の一つ下という事で仲良くなり、北海道旅行やハワイ旅行など一緒に行きました。そういえば先日この世を去った「ゲイリー・ムーア」の武道館コンサートも何回か一緒に行ったっけ。震災前までは、いわきでバリバリ仕事をしてかなり事業を広げていました。ところが今回の地震で私も行った事のある事務所は津波で流されてしまったようです。幸い新しくした自宅はなんとか残ったようですが、かなりダメージを受けているでしょうね。地震後その友人にやっと連絡が取れた時、高校生の息子さんが地震の日に箱根に卒業旅行に来ていたと聞き。当然帰る事が出来ないので、今私の実家で預かってます。毎日様子を見に行きますが、親子とはいえ20年前に東京に来た時の友人にそっくりでビックリ!ちょうどあの時の友人と同じ年なんですね。これも何かの縁なのでしょうか?もう交通網も復帰しているので帰ろうと思えば帰れるようですが、ライフラインが復活してないので親から帰ってくるなと言われたそうです。4月から横浜の専門学校に通うために平塚にアパートを借りてるようなので、近々平塚に行くようです。本当は両親や兄弟の事が心配で会いたいのだろうけど、愚痴も言わず頑張ってます。私に出来る事・・・今、身近にいる被災者に出来るだけの事をしようと思います。で、飲んだワインです。「Char's Wine Bar 12周年」は、ちょっと長くなりそうなので、その前にやった97対決を先に。◇ピュリニー・M レ・コンベット 1997 / エテェンヌ・ソゼまだアップしてないですが、これと一緒に買った98コンベットがかなり美味しかったので今回登場。98は厚みがありましたが、こちらはソゼらしい酸が結構あった。徐々に甘味も出てきて熟成もピークに近い感じで美味しかったです。◇コルトン・シャルルマーニュ 1997 / ボノー・デュ・マルトレ先日板さんと飲んだ95が不発だったのでリベンジを兼ねて登場。今回は状態も良く、美味しかったです。最初はコルシャルっぽいミネラル感がありましたが、次第にソゼのコンベットのような味わいになり、97の特徴が出たのか最後は区別がつかないほどでした。◇シュヴァリエ・モンラッシェ 1997 / ルイ・ジャド最初、少し不安定な感じがしましたが徐々にグランクリュらしい厚みと複雑感が出てきて美味しかったです。ただ私としては期待していた程の凄味がなかったのがチョット残念?もう1本もあるのですが、早めに飲んだ方が良いかな?と、今回も赤無しでしたが、これで白の「天中殺」は脱出したようです(^_^)【追伸】昨日のブログを読んで頂いたあるお方から、「個人を批判するコメントを見て悲しくなりました」というメールを頂戴しました。きっと他の皆様も同様の気持ちになられたのかと思うと、反省の気持ちで一杯です。メールを頂いた人を含めお気を悪くされた皆様、申し訳ありませんでした。でも昨日のブログは決して個人を批判しようとしたのではなく、あのタイミングで「乾杯」とかの言葉を発信する事が私にはショックだっただけで・・・言い訳ですね、すみません。busukaさんも書かれてますが、ワインの会話を楽しくするには言ってはいけない事があるんですよね。なんだかブログを書くのが怖くなってきました。12年間も素晴らしいワインラヴァーの方々と交流をさせて頂きましたが、そろそろ潮時なのかな・・・
2011/03/27
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「Char's Wine Bar」の掲示板が盛り上がっていた10年以上前、海外で暮らすkamo(Q)さんというワイン愛好家の人と情報交換をしていましたご存知の方も多いと思いますが、トルショーを世(ブログ界)に広めた人と言っても過言ではないのではそのQさんと昨晩、仲間と共にワインを酌み交わしましたで、テーマは無しですま、Qさんに飲んでもらいたいワインって感じでしょうかただ和食会席なので、泡1、白3、赤1と色だけ決めさせて頂きましたそしたらなんの相談もしてないのにQさんはじめ3人で持ち寄った白3本は、偶然にも「99縛りになりました」偶然とはいえ、何か運命的なものを感じた。。。で、まず乾杯の泡はhidepxさんのドン◇ドン・ペリニヨン 199595は2ヶ月前にも飲みましたが、かなり美味しいですね泡と甘味とのバランスが最高ですそして時間と共に白ワインのような口当たりになるとグラスの中は甘露の世界私としては飲み頃ドンピシャのドンペリでしたhidepxさん、ごちそうさまでした95はもうないみたいです ⇒ ドン・ペリニヨン次はミンペイさんのラフォン◇ムルソー グット・ドール 1999 / コント・ラフォン先日の忘年会の時に、まだQさんに会った事がないミンペイさんから「Qさん会の白は何を持っていけばいいですか」と聞かれたので、「Qさんはラフォンしか飲まないよ」と言っておいたなので、当然ラフォンですで、これが素晴らしいです先日の02バールより少し小ぶり感はありますが、美味しいですね~ひと嗅ぎすると、ラフォン香爆発ひと口飲むと、きらめく酸とミネラルの素晴らしい協奏曲まだ熟成初期ですが、ラフォン節炸裂ですねQさんは「やっぱりラフォン大好きだ」と、ボトルを抱えて飲んでましたミンペイさん、2回続けてのラフォンありがとうございますラフォンの99グット・ドール次はQさんのルーミエ◇コルトン・シャルルマーニュ 1999 / ジョルジュ・ルーミエQさんが遥々ハノイの冷蔵庫からお持ち頂いたルーミエのコルシャルルーミエさんのコルシャルの畑はシモン・ビーズさんが面倒みてるって聞いてますがで、これが美味しいですね~最初はコルシャルらしいシャープで硬質な香味時間と共に甘味や複雑さが出るも、綺麗でタイトなミネラル感は維持し続ける素晴らしいワインですただQさんは一口飲むと、「皆さんで飲んで下さい、私はラフォンを」と、抱えてるラフォンをグイグイ飲んでましたそういえば以前Bさんからルーミエの86クロヴジョを飲ませて頂いた時も、「皆で飲んじゃって」と、グラスにクイクイ注いでくれたっけそしてトルショーを教えて頂いた時も、「ルーミエより美味しいよ」と・・・「Qさん、ルーミエさん好きじゃないの」と聞いてみたら、「だってあの人〇〇だもん」げ衝撃発言そ、そうなんだ~こういう裏話がポンポン出てくるので、Qさんと飲んでるとかなり楽しいし勉強になるQさん、遥々ハンドキャリーで持って来て頂きありがとうございましたm(_ _)m楽天にも1本だけあります ⇒ ルーミエの99コルトン・シャルルマーニュで、次は私のですが、Qさんがラフォンを好きなのは知ってるでも私が持ってるラフォンは全部飲んだ事がありそう・・・なのでQさんだったら絶対買わないようなワイン、飲んだ事ないようなワイン、という変化球を探して◇シュヴァリエ・M ラ・カボット 1999 / ブシャールP&Fブシャールが「これは悶だ」と、言い張るシュヴァリエ・M本当にモンラッシェに成り得るのか皆で検証で、これが素晴らしかったですラフォンやルーミエのコルシャルより、明らかにパワフルだけどスパッと切れるシュヴァリエのような酸とミネラル南国風味の無い果実味は、奥行・厚さともモンラッシェ級の凄み時間と共にハチミツやカフェオレなどの複雑な香味も出て、余韻はハンパない長さモンラッシェより分かりやすく、シュヴァリエより複雑・・・で、結論は、モンラッシェと言われればモンラッシェ、シュヴァリエと言われればシュヴァリエって、感じでしょうかそういえば、ワイ〇〇トに「カボットは決してモンラッシェに成り得ないしノーマルシュヴァリエの方がよっぽど良い」とか書いてあったと記憶しているが、そこまで言い切るのって凄いです私としてはこのワインはどちらの要素も持った素晴らしいワインと思ったモンラッシェでもシュヴァリエでも・・・ま、価格は安いほうが良いのでシュヴァリエのままでいて欲しいかもそれにしても予想していたより美味しく、皆も感動してた「もうラフォンしか飲まない」と、ラフォンフェチを豪語してたQさんも、「美味しいからもう少し飲ませて」と、何杯もおかわりしてましたん~、残念ながら価格はモンラッシェ並みですね ⇒ ブシャールのシュヴァリエ・M ラ・カボットで、偶然揃った99の白3本それぞれ特徴ある素晴らしいワイン達でしたそして最後は赤なのですが、文字数制限オーバーになってしまいましたので、また後日ワインブログ・ランキング、只今【9位】 プチッと、お願いします
2012/12/23
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