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2010.01.09
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 今年の年末年始休暇は結局、実家に戻らなかった。仕事が忙しかったわけでもなく、何かに遠慮したわけでもないのに、例年より連続休暇を短くとったせいだろうか。掃除や片付けをして、季節性の風邪を引いて寝込んだら、あっという間に終わってしまった。

この土地にやって来た時、一緒におくって来た父が

「困ったことがあったら、いつでも帰ってくればいいんだから...」

と別れ際、何回か繰り返し言った。暖かな春の日差しの中、両親のもとを離れ、新しい生活に踏み出す私は、夢と希望に満ちあふれ、父があのとき意識していた「別れ」という言葉の重さに少しも気付かなかった。そして、何もこわくなかった。

あわてんぼうで、お人好しの母が亡くなって2年後、おいかけるように父が他界し、4年がたった。父と母の家は、両親が老後暮らしていたときのまま、空家になっている。そして、部屋の炬燵が、今も暖かく、あのころと同じように、私を迎え入れてくれる気がする。

ふと、父のことを思い出した。

どこまで飛んできたのだろう ←(ロビンソン)作詞、作曲 草野正宗 歌 スピッツ

新しい季節は なぜか切ない日々で

河原の道を自転車で 走る君を追いかけた 

思い出のレコードと 大げさなエピソードを

疲れた肩にぶらさげて しかめつら まぶしそうに

同じセリフ 同じ時 思わず口にするような

ありふれたこの魔法で つくりあげたよ 

誰も触われない 二人だけの国 君の手を離さぬように

大きな力で 空に浮かべたら ル ララ 宇宙の風にのる






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最終更新日  2010.01.10 00:26:33 コメント(3) | コメントを書く


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