PR
Keyword Search
Freepage List
Comments
今朝のニュースで、後から解放された二人のうちの一人が、
「自分は悪いことはしていないし、謝りたくもない」
というような趣旨のことを発言していた、と伝えていた。
これを受けて、このニュースを紹介したキャスターは
「この方は何か勘違いをしているように思う」
と発言していたが、私もまさにそのとおりであると思う。
現在のイラクは避難勧告が出されているほど治安が悪化してしまっている土地だ。
そこへ 「自分は自分の命を懸けて仕事をしに来ているんだから文句を言われる筋合いではない」
と言って乗り込んでいくという行為は単なる自分勝手だ。
これはまるで、遊泳禁止区域に指定されている海へ泳ぎに行こうとして、親に止められたにもかかわらず、
「もし死んだって俺の命なんだから勝手だろ」
と言い返している子供のようだ。
以前にも書いたが、我々が国家に属している以上、国家は我々 国民の命を守る義務 があるのである。
国家は国民がどんなにバカな行動をしてしまっても、結果それが自己責任を問える状況であったとしても、国民の命が危険にさらされている状態を見過ごすことはできないのである。
子供が海でおぼれていたら、見殺しにすることは許されないのである。
例えそれが親の制止を振り切って、自ら遊泳禁止区域に泳ぎに行ってしまったバカな子供であったとしても。
もちろん今回、彼らは遊びに行っていたわけではない。
彼らが単なる物見遊山でイラクへ行っていたわけではないことは、国民の誰もが知っている。
ボランティアであったり、ジャーナリストであったり、彼らは彼らなりの価値観に基づいて行動していたのだろう。
そのことについては、政府も特に非難をしているわけではない。
しかし、今非難が集中している理由はそこではない。避難勧告が出されている地区へ、自ら赴き、国家に対して多大な迷惑をかけた、その事実に対して非難が出ているのである。
やはり、このことはしっかりと受け止めてもらいたいと思う。