ずぼら日記

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カテゴリ: 社会性の発達
目的の会場につくと、約束どおり、ベビーシッターが待っていました。

私をひっぱりだすことを、優先順位の上の方に位置づけてくれたらしく、
子連れでの出席が可能なように、いくつか配慮をしてくれました。

そのひとつが、「ベビーシッター」をつけることです。
配下の者に、子供の相手のセミプロが何人もいる、ということで、
息子が軽度発達障害の診断をうけていて、「普通の」子供相手の感覚ではうまくいかない。
かなり個性的です。ということを、必要な範囲で詳しく伝えておいたのでした。

パソコンを用意してもらえれば、2時間や3時間はもつ、という打ち合わせの元


待っていたのは、・・・詳しくはかけませんが、20歳前半の女性です。
息子について、私が
「よくしゃべりますが、しゃべるほど相手の話を聞いているわけではありません。
目があっていないときに話しかけても、まず聞いていません。
文字をかくなり、実物を示すなりして、注意を十分ひきつけてから話してください。
注意を向けて聴いてくれた言葉は、理解する力が十分あります。
数字が好きなので、それで気を引く手もあります。
それから、マウス操作が得意で、書類をゴミ箱にすてて、空にするのが
好きなので、くれぐれも気をつけてください」
と説明したところ
「うまくコミュニケーションできるかどうかが、こちらの腕の見せどころですね」

この人になら、息子を任せても大丈夫そうです。

実際、一度「うんち」というときに呼ばれたほかは、
SOSがかかることもなく、私はじっくりと、会合に参加することができました。

夜、ベビーシッターの方について、世話人(彼女の上司)と
話す機会がありましたが、世話人も(3人の子持ちです)

彼女は、やっていいことと、悪いことの線引きが実にはっきりしていた。
その毅然とした態度がよかったのだろう。
(仕事には直接関係ないのだけど)、彼女の別の才能も見ることができた」
と評価していました。

息子も、パソコンで遊ぶばかりではなく、施設内を散歩したり
自動販売機でお茶をかったり、と他の活動も交えながら
4時間ほどの時間を、実に機嫌よくすごしてくれました。

本当にラッキーでした。
世の中、息子のように癖のある子供の相手を
ちゃんとできる若い人もいるんだな。

その3 へつづく。
その1はここ





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Last updated  2007.08.23 16:29:25
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