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息子は、2歳児クラスのころから年中の初めくらいまで「算数クイズ」というので良く遊んでいました。
小学校で学ぶような算数の基本概念は、ここで学んだものが多いです。「平均」も、それで学習したと思いますが、ブロ友さんの日記で「平均」の概念を教えるのに苦労した話が載っていたので、うちの算数頭の息子はいったいどうやって理解しているのか(そもそも理解できているのか)が気になり、試してみることにしました。
「1,2,3」の平均は?→「2」
「1,3,5」の平均は?→「3」
と即座に答えるのですが、これだと、単に真ん中の数字をとっているのかも、
という話になって
「1,2,3,4,5,6,7,8,9,10」の平均は?
と聞くと
息子の応えは
「1,10;2,9;3,8;4,7;5,6。だから5.5だね」
というものでした。
それでも、まだ「中間値」(分布の中央をとる)との区別がついていない可能性がある
ということで、もっとちがうパターンのお題を出してみました。
「1,2,9」の平均は?
すると、息子はこう考えるんだそうです。
「(9の1を1にもっていって)2,2、8でしょう」
(次に、8、から2をとって、2に1ずつたして)3,3,6。
(以下同様に)4,4,4。平均は4だね」
以下、似たような3つの数字で組み合わせをかえて出題してみましたが
息子の考えた方法は、なかなかうまくいくようで、すべて正解に到達していました。
A,B,C、3個の数字の平均を出す公式は
(A+B+C)÷3
です。
公式も息子に教えて、息子方式の答えと、公式で導いた答えが一致することも確認させました。
あとで、私、夫、息子の3人の年齢の平均を計算させたら、息子方式で計算していましたが、体重の平均を計算する段になって、さすがに自分のやり方では面倒くさいと思ったか、公式を使って計算していました。
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「平均」の本質をきっちり押さえられていることが、確認できました。
公式に頼らず、自分の頭でとき方を考える創造性
問題によっては、公式に切り替える柔軟性
両方もっておいてほしいと思っています。
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