【マメ知識】住宅ローン返済方法・元利均等と元金均等の違い

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2006/03/11

テーマ：家を建てたい！(9780)

カテゴリ：おうちのマメ知識

先日の日記で住宅ローン金利の話をご紹介したついでに、返済方法についてのマメ知識を。。。

住宅ローンの返済方法 には、代表的なものとして「 元利均等返済 」と「 元金均等返済 」との2つがあります。

通常、 毎月の返済額が常に一定 の「 元利均等返済 」の方を選ばれる方がほとんどだと思います。

元金均等返済 」ですが、元利均等返済と比較して融資残高が早く減少するため、 利息の支払額が少なくてすむ というメリットがあります。　

ただし、 当初は毎月の返済額が多くなる ので、年収の必要条件が若干厳しくなります。　現在の収入に余裕があるご家庭向きです。

それぞれの返済方法の特徴を理解し、返済終了までを見据えた収入・支出の見込みや、定年退職の時期などを考慮して、返済方法や返済期間を選んでくださいね。

なお、これら2つの違いについては、以下のサイトで詳しく紹介されています。　ご参考まで。＾ｖ＾

■参照サイト　⇒　住宅金融支援機構（旧・住宅金融公庫）　
【参考】住宅ローンの基礎知識
1-5. 元利均等返済と元金均等返済とは？

ちなみに我が家は、 フラット35の元金均等返済 を選んでいます。　今の家計に余裕があるという訳ではありませんが（笑）、総返済額が少ないに越したことはないので。　＾＾；

ご参考までに、 3000万円を借りて30年間で返済 （ボーナス返済なし）する場合に、 月々の返済額 （元金均等の場合は第1回目の返済額）と 総返済額 に、どれくらいの違いが出るか計算してみました。　計算には、フラット35のシミュレーションを利用しています。

フラット35の融資金利平均額2.9％を基準に、＋0.5％、＋1.0％としています。　（これほど急な金利上昇は、おそらくないと思いますが）

◆ 元利均等返済とは？ （公庫サイトから引用）

毎月の返済額（元金＋利息）が一定金額 となる方法で、金利が同じ間は月々の返済額が変わりません。
この返済方法は、元金均等返済と比較すると融資残高の減り方が遅く、 利息の総支払額は多く なりますが、毎月の返済額が一定なので返済計画がたてやすく、元金均等返済に比べて 返済開始当初の返済負担を軽減 できます。

借入額

借入期間

返済方法

ボーナス
割合

融資金利
（全期間固定）

毎月
返済額

総返済額
（うち利息分）

3000万

30年

元利均等

0％

2.9％

12.5万

4496万
（1496万）

3.4％

13.4万

4790万
（1790万）

3.9％

14.2万

5094万
（2094万）

◆ 元金均等返済とは？ （公庫サイトから引用）

毎月返済する元金が一定で、残元金に対しての月毎の利息を上乗せして支払う返済方法です。　 毎月の返済額(元金＋利息）は、当初は多くなりますが、後になるほど少なく なっていきます。
この返済方法は、元利均等返済と比較すると、融資残高はより早く減少するため将来の返済負担が軽減され、また、 利息の総支払額も少なく てすむため、現在の収入に余裕がある方に利用をお勧めします。

借入額