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2009年07月26日
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最近読みました、「 官僚病から日本を救うために 」という本が面白く、特にその中でも一神教に対する視点が一番ひっかかりがあり、より詳しく読みたいという欲求が強まった結果読む事にしたのが本著です。

元々私は一神教に対して懐疑的というか、何故あそこまで非寛容になれるのか、何故あそこまで残虐になれるのか、何故それでも自分達が絶対的な正義であると胸を張っていられるのか不思議ではならない思いがあったんですね。

これは逆に私自身が自分の価値に対して絶対的な自信を一切持てない事による若干の羨望が混じっている部分はあるかもしれないですが。

自分がどうしょうもない愚か者で低能でこの世に生まれた事が間違いの穀潰しであるという事は自信を持って言えますが、まぁそれは別の話という事で。

とにかく、何故自分達の正義を長い間あそこまで絶対化していられるのかという興味は強く持っています。

また一応興味があるが故に、多少なりとも一神教と多神教の違い者に関して文献を当たるような事もしてきましたので、漠然とながらですがイメージする事も出来ると言えば出来ます。

自分の出す結論としては、日本の緩くてイベント的で無自覚な多神教が一番幸せだよなという事に落ち着きますがね。


元々私が「官僚病から日本を救うために」で引っかかりを覚えた点というのが、元々一神教は被差別民、奴隷の宗教として出発したという事でした。



出発点が、被差別民の宗教だからこそ、暴力的な傾向を持ち、宗教を口実に人殺しも厭わないと。

そして、白人というのは元々突然変異の被差別民だったという視点が非常に面白いものがあります。

元々が被差別民だったが故に、近代以降白人が人種として優秀であると事あるごとに喧伝しているのだと。

つまりは、元々抑圧されていたからこそ強調せずにはいられないのだと。

この視点は絶対にヨーロッパ人は受け入れられないだろうと書かれていますが、まぁ絶対に受け入れられないだろうなと思えると同時に、民族主義として自らの民族の優秀性を聞いてもいないのに散々っぱらアピールするような民族が仮に合ったとするならば、それは歴史的に抑圧されてきた民族なんだろうなという判断の材料になりえるなと思えますね。

また一神教というものは復讐の宗教であるというのも、分かりやすい説明ですね。

抑圧されたからこそ、自分達こそが本来は正義であるとし、非寛容になり復讐心を正義と呼ぶと。

そのため、自分達が正義と思っている行動がはたから見たらば全くもって正義には見えないものであっても、自分達の価値観や正義こそを絶対正しいとするためどこまでも貫く事ができると。

宗教に限らず、絶対的な正義を掲げている人ほど非寛容であるという事例は山ほどありますね。

一神教的な精神となると、1つの例としてフェミニズムの暴走なども当てはまるなと。

抑圧されてきたとして、男女平等を言いながら同時に女性車両という男女不平等なものを平気で押し付け、それでいてその矛盾に関しては一切矛盾と思わず、ただ単に抑圧されてきたという立場を武器にして、自分達は耐えてきたのだからこれくらいしてもらって当たり前とすると。



ここに書かれている事が絶対という事はないでしょうというか、この世に絶対と言えるものなんかないんじゃねえかと考える事こそが実は大事とする立場でもありますし。

しかし、一神教ってどういう事?何で宗教が理由で殺戮行為が有史以来続いているのかなんていう事に興味がある人で、まだ本著に目を通した事が無いという方には、是非一読を薦めてみたりします。

短いですし、私のように宗教に関して無知な人間でもなんとなくはわかった気分になれるくらい読みやすいので。

一神教vs多神教





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最終更新日  2009年07月26日 16時04分22秒コメント(0) | コメントを書く
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