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2009年08月17日
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アメリカのサブプライムローン崩壊をきっかけとして、史上最大レベルの世界的バブルが崩壊しました。

それにより、市場原理主義であるとか金融資本主義、投機資本主義など、いわゆる金融そのものがメインとなってしまった資本主義経済の歪みであるとか失敗というものについて、いろいろな角度で分析するようなものが多く出回っています。

資本主義という構造そのものにバブル崩壊が組み込まれているという論も読みましたし、資本主義とは突き詰めればネズミ講であるというようなものも読んできました。

若干極論めいた部分があるものが大半ですが、何かが失敗するとその失敗を招いたものを批判的に分析するものが出回るのは当たり前ですし、実感として分かりやすいために概ね方向性で間違えてはいないものだと分析して読むようにはしています。

まぁ私の分析なんかたかが知れていますけどもね。

本著は資本主義腐敗として、腐敗した輩ども(名指しで)がよってたかって世の中を食い物にしたという視点からの分析がメインとなっています。

ようするに、世の中でアホほど儲けているのはがっちりと利権構造に守られて、自由主義という名の自分達だけのための自由な制度を作り、自分たちだけが自由を謳歌できるような状況で、人々の自由をかすめとってきた結果が今ここにあり、責任を取る気などさらさらなく、多くの貧困者を作りだした事など、まるでなかったかのように、なんだかんだと安全圏で自由に逃げ切っているというようなものですね。

貧富の格差は明確に作られ、巧妙にごまかされてきたと。

ほとんどのものを批判的なスタンスで書いており、それまで行われた的外れなマスメディアやらエコノミストの分析をおかしいものとし、過去に自分で予測した悪い方向に行っているという事を、事あるごとに強調しているのが、若干読みづらいというか、時々イラッとなったりするのが、気になる点ですかね。



こういうものを読むたびに思うのは、お金はさみしがり屋だから友達のいっぱいいるところに行きたがるんだよというような話だったりするんですよね。

不平等な状況は、現段階では全く復されないでしょうねとしか。


第1章 自作自演の仮面舞踏会に酔った金融大国

     リーマン・ブラザーズ倒産 ことの本質
     過去の歴史から何を学ぶか  世界大恐慌
     原油価格と穀物価格はなぜ高騰したか。
     投機屋の総本山 先物取引とは何か
     アメリカのサブプライム・ローン問題とは何か
     アメリカ自動車業界のビッグスリーはなぜ経営危機に陥ったか
     アメリカのローン・サイクルと政府救済資金の巨大さ
     リーマン・ブラザーズと国際金融マフィア

     ぐんぐん広がった貧富の差


第2章 誰がこのような世界を創りだしたか

     最大の責任者は財務長官ロバート・ルービンとローレンス・サマーズ
     シティグループの誕生日と現在のアメリカ銀行界
     ウォール街から証券会社は消えたのか

     この世には“国際殺人・泥棒クラブ”というものがある
     オバマ新大統領に何ができるか
     シカゴ人脈のミステリー
     世界貿易機構(WTO)によるグローバリズムの腐敗拡大
     ヘッジファンドはすべてを知っている
     ジョージ・ソロスの謎だらけの金言

第3章 日本がとるべき新しい進路

     リーマン・ブラザーズたちが日本に残した足跡
     日本はアメリカの奴隷国家か
     日本政府が買いこむ外貨は何に使われるのか
     日本は輸出だけにすがっていてよいのか
     郵政民営化は大規模な「振り込め詐欺」である
     解決策はどこにあるか

資本主義崩壊の首謀者たち





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最終更新日  2009年08月17日 21時11分58秒
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