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フォンテーヌ=ガニャール Fontaine-Gagnard のポマール一級リュジアン Pommard 1er Cru Les Rugiens 2017。フォンテーヌ=ガニャールは白のほうを得意としており、最近は疎遠になっているが、10年ぐらい前には結構一級ものを飲んでいた。モンラッシェは縁がなくて飲んだことがないが、2002年のバタール・モンラッシェはなかなか良いワインだった。赤ワインの方は2007年のブルゴーニュ・ルージュが安くて旨いとネットで話題となり、私も何本か買い込んで飲んでみて万座オク下記憶がある。さて、今日開けたポマール一級リュジアンは2010年ものを飲んで以来となる。2010年ものは3本購入して2018、2019、2020年に飲んだのだが、当時のメモを見ると、一番美味しく感じたのは2018年に飲んだときで、2020年に飲んだときにはピークを過ぎつつあるのではないかと書いてあった。今回の2017年ものだが、結構熟成が進んだ感じで、色調はエッジに少し褪色が見られる薄いルビー色で、20年以上経過したワインのような色調だった。香りと味わいの方は飲み頃初期という感じであり、タンニンも結構旺盛だったので、もうしばらくは飲み頃を保ってくれるのではないかと思うが、あまり長く熟成させないほうが良い感じだった。コルクは50mmの長さで品質はまあまあ。状態は良好だった。
2025年02月23日
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2005年を最後に引退した名手ジャッキー・トルショ Jacky Truchot のシャンボール・ミュジニ一級 センティエ Chambolle-Musigny 1er Cru Les Sentiers 2005。リリースされた2007年に購入し、今まで寝かせていたワイン。8,000円ぐらいで購入したのだけど、今ではとんでもない価格になっているようだ。昨年飲んだモレ・サン・ドニ一級ルショット Morey St.-Denis 1er Cru Ruchots 2005はこちら。ちょうどよい感じで熟成しており、抜栓直後から香り・味わいとも開いており、単独で飲んでもスルスルと飲めてしまう。至福の時間を味わうことのできた逸品であった。コルクは全周に亘って最上部もしくはその近くまでワインの染み込みがあり、若干の液漏れも見られた。
2025年02月15日
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ドメーヌ・ウィリアム・フェーヴル Domaine William Fèvre のシャブリ特級レ・クロ Chablis Grand Cru Les Clos 2014。ウィリアム・フェーヴルにはドメーヌものとネゴシアンものがあるが、このワインはドメーヌもの。見分け方は簡単で、ラベル中央やや上に Domaine と書いてあればドメーヌもので、書いてなければネゴシアンもの。フェーヴルのワインは2000年ものから2007年ものあたりまではよく買って飲んでいた。その頃のフェーヴルのワインは若い(収穫後5年ぐらい)うちに飲むと美味しいが、10年以上経つと酸化が目立ってきて、うまく熟成してくれないという印象があり(特に2002年まで)、購入するのをやめてしまった。このワインを買ったのは、当時愛読していたBurghound.comで97点という高得点がついていたので、久しぶりに試してみようかという気になったためである。2018年に1万円を少し超える価格で2本購入した。このワインは素晴らしかった。少し緑がかった薄めの金色。洋梨、シトラス、パイナップル、ハチミツの香り。アルコール度数表示は12.5%と控えめで、ミネラルたっぷりのまだまだ若々しい感じの果実味と綺麗な酸のバランスが素晴らしい。飲み頃初期という感じで、まだ10年は持ちそう。もう1本をいつ開けるか、悩ましいところである。コルクは55mm長の10年保証のディアムコルク。状態は極上。
2025年02月22日
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2018年を最後に引退したショーヴネ=ショパン Chauvenet-Chopin のニュイ・サン・ジョルジュ一級オー・トレ Nuits St.-Georges 1er Cru Aux Thorey 2015。昔、1999年のこのワインが若いうちに飲んだが、あまり好みではなく、その後2005年ものの Bourgogne と Côtes de Nuits Villages を試してみたところ結構美味しかったのだが、何故かしばらくこの生産者からは遠ざかっていた。転機となったのは、2018年のこと。2016年のこの生産者のワインがリアルワインガイド誌で高評価を受けていたのを見かけ、なんとなく Côtes de Nuits Villages を買って試してみた。以前に飲んだショーヴネ=ショパンのワインは結構硬い印象の味わいだったのだが、久しぶりに飲んでみた2016年のCôtes de Nuits Villages はすごく柔らかい味わいで、私の好みにドンピシャリだったのである。その後、バックヴィンテージのオファーがあれば買い込むようになり、このワインも2022年に6,000円弱で購入したもの。飲んでみた印象は飲み頃初期といったところだろうか。昨日飲んだ2017年のポマール・リュジアンよりずっと若々しく感じる。色調はまだ若々しい感じの中程度の濃さのルビー色。赤系果実、マッシュルームの香り。アルコール度数表示は13.5%と結構高め。引き締まった印象の果実味と酸のバランスが良い上、タンニンは滑らかで単独で飲んでも楽しめる。コルク長は50mmで品質はそれなり。状態は良好。
2025年02月24日
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