chocoolique の世界あちこち日記

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Nov 21, 2004
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カテゴリ: 日記




今日は日曜日。ブラインドから差し込む眩いばかりの陽射しに私は目が覚めました。
先に起きだしていた相棒は、ひとりで過ごすのが好きな私を気遣ってか、自転車でそっと外出してしてくれたようです。

大きく伸びをすると、私は、キッチンに行き薬缶を火にかけました。グラグラと沸騰するお湯にナツメグを削り紅茶を入れると、家の中がクリスマスの匂いでいっぱいになりました。

私はソファに移動しました。ミルクティーの入った薬缶と大きなマグカップとペパリッジファームのミラノクッキーもいっしょです。

テレビのスイッチを入れました。図書館で借りてきた映画 『誘惑のアフロディーテ』 を観るためです。大好きなウディ・アレンの映画です。冒頭、ギリシャ神話風の舞台が始まり鼻から紅茶が出そうになりましたが、浮ついた声のするミラ・ソルヴィーノがかわいくて、最後まで誘惑されてしまいました。ただのハッピーエンドじゃないところもひねり好きのアレンらしいファンタジーだなと思いました。

観終わって、映画の余韻に浸りながら、冷凍のおいしいスパゲティをレンジでチンして食べました。

それから相棒が帰ってきました。ただいま、と言いながら私にくれたのはパンでした。近所のメキシコ系食料品店に売っている、私の好きなトウモロコシの粉で作ったパンでした。あの節約家が50セント (=55円) も払って買ってきてくれたかと思うとうれしかったです。

パンが無造作に袋に入っていたのにも感激でした。普通はパンは備え付けの小さな袋に入れてキャッシャーに持って行くのですが、相棒は、お金や自転車やなんかを触った手でじかに掴んで持って行ったんでしょう。バイキンの免疫をつけたほうがいいから、というのが持論の相棒らしい気配りです。

それからふたりで映画館に行きました。映画館までは40分の快適なサイクリングです。

映画は、観たいのが全然ありませんでした。時間のタイミングもよくありませんでした。それで、10分前に上映が始まった "Without a Paddle" にしてみようということになりました。映画のチケットはひとり1ドル (=105円) もするのに、相棒は嫌な顔ひとつせず払ってくれました。が。

"Without a Paddle" はつまらなかったです。

熊が出てきて大暴れしたり、滝つぼから落ちて楽しそうにしていたり、まったく意味のない映画でした。20分観てやっぱりつまらなかったので、私たちは席を立ちました。タイムテーブルを見ると、ちょうど15分後にジェット・リーの "Hero" が始まるとあります。私たちはそれを観ることにしました。が。

"Hero" はつまらなかったです。

なによりも字幕を読むのがめんどうくさいので、私も相棒も、5分後には席を立っていました。それからまたタイムテーブルをチェックすると、20分後に "Cellular" をやるとあるので、私たちは観ることにしました。

"Cellular" は面白かったです。

題名から連想できるように、携帯電話が重要な鍵となる映画です。 助けて~! 殺されちゃう~! というストーリーは、ヘタすると、安っぽくてくだらないティーンエイジャー向けの作品になりがちですが、 "Cellular" では、ヒロイン役のキム・ベイシンガーを始めとする安定した役者陣が話をうまく盛りあげることに成功しています。また、私個人としては、めんどうくさいことが大嫌いなので、ヘタな前置きなしでいきなり事件を勃発させたところも評価したいです。都合よく話が進む構成も評価したいです。ハラハラドキドキ、そして、ちょっとクスクス。一回観る分には充分楽しめる映画でした。ちなみに同じ脚本家 (ラリー・コーエン) による "Phone Booth" よりこっちのほうがおすすめです。

夜、カレーを作りました。おいしいですか、と訊いたら、おいしいです、と相棒は誉めました。









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Last updated  Nov 24, 2004 01:46:43 PM
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