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2008.11.23
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カテゴリ: いろいろ
ああ~待て待て! 早まるなっ! 

カードなんか使うな~と自分で自分を止めるのに必死な1日だった。

久しぶりにファニチャー好きなHくん夫妻にくっついて大塚家具へ行った。日本では大塚家具しか入れてないメーカーのベッドを見たいという。うちにも円高還元セールの案内が来ていたので、懸案だったサイドボードかカップボードを見るだけなら……とフラフラ着いていった。
凝り性なHくんは、大物を買う際には徹底して研究・比較し、納得するまで何件でも足を運び、何ヶ月でも探すという執念の人だ。私がソファを買い換える際に同行してくれて、「ソファのスプリングは固めがいい」という彼の助言を聞き入れず、座り心地の抜群にいい(つまり沈む)ソファを買って、今腰を痛めているのは私だよ! 言うこと聞かなくてごめん。すっかり後悔しているさ。

大塚家具は、顧客管理がばっちり行き届いているから、入店時には顧客番号で履歴がチェックされる。そして何を見に来たかを伝え、担当者がついてはじめて売り場に通される。これが面倒と思うか、目的があればかえって安心と思うかは、客によって違うだろうなあ。ひやかしができないのはつらいけど、商品知識のあるスタッフと話していると楽しい。でまかせでチッペンデールの話をしているうちに、最上階フロア(百貨店でいう特選サロン)に通されたこともあった。ええ、目が飛び出るようなお値段のものであふれていましたよ!

で、危うく買いそうになったのは、羽毛布団だったわけで。
今使っているものは、90年にコペンハーゲンで買ってきた、ハンガリーグースダウン95%の上物だ。側生地はスイスリネン、縫製はドイツ。販売店はデンマークと、多国籍を経てたくさんの品質保証タグがついていたが、5万ぐらいだった。20年近く冬の安眠を保障してくれて、とても重宝したけど、さすがにヘタってかさ高がなくなってきたので、買い替え時とは思っていた。

当時日本では羽毛布団はまだまだ高級なものだったが、冬にヨーロッパを旅すると3つ星クラスのホテルでも上掛けは上質の羽毛布団が使われていた。その店のオーナーはデンマーク人と結婚して現地で暮らしている日本人女性で、私は連日通い詰めてダウンの知識を教えてもらい、ダウンはハンガリーとポーランドのホワイトグースダウンが最高級で、さらにハンドピッキングに価値があると教えられた。ダウンボールんかさ高を比較するシリンダーも何本もあって、重い綿布団が主流の日本では、この軽さはなじまないのだろうと思っていた。


そしたらいつの間にやら日本でも羽毛布団の格付けや品質保証がきちんとできていて、訪問販売で法外な値段で買わされたり、後でダニが湧くという粗悪な中国品が駆逐されつつあるようだった。

でも今日見たのは、紛れもない品質大国ドイツのもので、憧れのポーランド産ハンドピッキングマザーグースダウン97%、輸入品ゆえ日本の品質保証とは異なるけど、かさ高はゆうに20センチ近くあった。立体キルトの縫製がしっかりしていて、側生地もかなり目の詰まったリネンで、カバーリングを止めるループが8箇所ついていた。もちろんダウンボールのシリンダーも並んでいて、当然、最高級にランキングされているダウンだった。
か、軽い! や、やわらかい! なにこれ。天使の布団?
だめだ。欲しい。すぐ欲しい。今夜からこの布団で寝たい!

なにしろ上質の睡眠は最高の贅沢だと思っているから、自慢じゃないが、寝具に金の糸目はつけてない。シーツはフレッテだしカバー類はシルクだ。枕なんて羽根×4個、ロフティーのオリジナル(頚椎狭窄やったときにつくった)、テンピュールの3種類をその日の気分で使い分けている。ベッド本体と寝具で軽く片手はかかっているんである。

そこに現れたこの羽毛布団! 軽さとしなやかさと温かさに感動して、しばらく売り場を離れられない。なにしろ、お値段40万が16万。半額以下! 
欲しいよ~この布団で眠りたいよ~! でも、ふと思った。
「本当に東京の冬にこんなものが必要か」 と。
重い布団は大嫌いだが、今の18年使っているダウンと綿毛布だけで冬は十分だったんだ。
東北の冬の、暖房の入っていない寝室でだって、90%のダウンで十分快適に眠れている。
なのに、寒い北ヨーロッパの人たちが使っているような布団は東京の緯度には分不相応なのではないか? なにしろ地球温暖化だし。

「落ち着け落ち着け、家帰って相場を調べるんだ! まず百貨店行って店員と品質の話をするんだっ」と、ちょっとだけ冷静になって、ずっと側を離れないフロアスタッフに、「他の売り場を見てからまた来ますね~」と笑顔でかわして、その足で高島屋と三越に行った。


非日常のものにこそ、ランクというものがあるということは身にしみてわかっているつもりだった。シュミの世界になればなるほど、買い手と売り手の駆け引きで値段が決まるのは美術品をみてもわかる。
工業製品や規格品にだって同様のランクは存在する。墓石にも仏壇にも庭石にも、その世界でのフェラーリやポルシェがあるのは経験的に知っている。

そういえば数年前、高島屋のフレッテの売り場で 150万くらいのミンクのひざ掛け というのを見たし、資産家の友人の家の 玄関マットは70万の緞通 だった。それで散歩から帰ったお犬様が足をふくんである。なぜそんな下世話なことを知っているかというと、たまたま高島屋の外商が売りつけに来ていたからだ。

アイダーダウン 西川産業製 には200万というお値段がついていた。
 布団は非日常ではない……よね? 一体どんなお偉い方が、この布団でお休みになるのであろう。

アパート暮らしの兄ちゃんがポルシェに乗っていたり、お給料20万のOLちゃんがエルメスのバッグ持っていると「ほおお豪華一転主義なのね」ってその度胸に感服するが、独身の給与所得者(しかも腐女子)が、「アイダーダウンの布団に寝ています」って言っても、あんまり感服されないような気がする……。

それで、結局大塚家具のドイツ製羽毛布団は買わずに済んだという話だ。
でも楽天でいろいろ見ているうちに、 プレミアムゴールド という国産での最高格付けの立体キルト仕立ての布団を買う気満々である……。ダウンは緯度が高いところの水鳥ほどダウンの質はいいに違いないと判断して、シベリアのホワイトグースダウン、無論ハンドピッキング。
そしてこの布団があれば、ホームレスになって外で寝る羽目になっても、快適な睡眠が保障されるような気がする。

そんなかさばるもの、夏になったらいったいどこにしまうんだ!





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Last updated  2008.11.23 21:47:35
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