縦走クラブ・放浪人 --西中国山地を絆にして--

縦走クラブ・放浪人 --西中国山地を絆にして--

PR

×

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

縦走クラブ・放浪人

縦走クラブ・放浪人

Calendar

Favorite Blog

まだ登録されていません

Comments

カッパ@ Re:9/30-10/2 大門山、大笠山、笈ヶ岳(10/01) お疲れ様でした。天気が良く白山が見えて…
縦走クラブ・放浪人 @ Re[1]:9/30-10/2 大門山、大笠山、笈ヶ岳(10/01) カッパさんへ 訪問ありがとうございます。…
カッパ@ Re:9/30-10/2 大門山、大笠山、笈ヶ岳(10/01) 久しぶりの記事で明るくなりました。
縦走クラブ・放浪人 @ Re[1]:9/30-10/2 大門山、大笠山、笈ヶ岳(10/01) 因業雁木さんへ ご無沙汰しております。す…
因業雁木@ Re:9/30-10/2 大門山、大笠山、笈ヶ岳(10/01)  放浪人さん今晩わ 山歩きより辛いブログ…

Freepage List

2011.04.02
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
大黒神島。昔は人が住んでいたが現在は無人島。定期航路は勿論なく、船を着ける桟橋もない。島は直径3kmほどのこじんまりとした大きさだが、ほとんどすべてが山で、最高峰は460mの櫛ノ宇根。東側に440m峰があって角が2本の鬼が島のように見える。

一番問題になるのは密集したシダのヤブらしい。東中国で3mのチシマザサ(根曲り竹)のひどいヤブを歩いたことはあるが、シダのヤブというのは経験がない。埃っぽいイメージ以外に思いつかなくて、時間をかければ行けるかなと多寡をくくる。
それでもヤブを歩く一番いい季節の4月上旬に照準を合わせて準備し、メンバーも日頃は2~3人で歩く所、若手に声をかけて7人のパーティーにした。若手に声をかけたのは、滅多に歩けない大黒神島に行けるチャンスなので多少ヤブがあっても行ってみようよという気持ちだったが、終わってみると彼等のパワーがなければ登頂に至らなかったなあと感謝することになった。
【ルート図】
櫛ノ宇根ルート図

Yさんたちは一番西側の海岸から尾根伝いに山頂を往復。HPで広島山稜会が北側の島で一番大きな沢をさかのぼって山頂、440m峰に登っている。我々は東から西に尾根を伝って歩く計画とした。

7:30廿日市木材港を出発、牛石ノ鼻の根元付近の砂浜に上陸する。誰もいない別荘のような建物がある。牛石ノ鼻の上にも意外にもたくさんの別荘らしい家が並んでいる。
8時過ぎに上陸、8:25出発。水のない小さな沢を登っていく。10分程で刈り払われた道に出る。沢から別荘地に水を引くための道らしい。我々は予定していた尾根に向かうが、間もなくシダのヤブにぶつかる。色々想像していたがまさにどうしようもないヤブである。シダが高さ2mほどに絡まって密集しているが、緑の生気があるのは表面の一部で、下層は枯れた葉や茎が絡まりあっている。押すと巨大なスポンジのように押し返してきて進めない。枯れた下層部は簡単に崩れるので足も掛けられない。急な登りでもがいてももがいても登れない。壊して進もうとするともうもうと埃が立って息ができない。花粉症の人もそうでない人もくしゃみを連発して鼻水をすする。
そんな所をみんなで交代しながら何とか前に進む。どんな冬山のラッセルよりきつい気がする。登り始めて2時間半で標高170m。撤退?という言葉が頭をよぎる。

標高270mと340m付近に大きな岩が立ちはだかっている。下の岩は我々の尾根が突き上げるのを阻むようにあるが、一枚岩の左の溝を何とか登った。上の岩は右に巻いて登った。
【270mと340m付近に大きな岩を見上げる】
岩峰を見上げる

上の岩を過ぎると所々が岩稜となり巻くようになるが、シダの高さも腰から胸くらいとなり何とか進めるようになる。14時に440m峰に付いた。
時間も押しているが、ここまで来て頂上を踏まないのも何とも歯痒い。無茶を承知で頑張る。
【440m峰から櫛ノ宇根を見る。すぐ手前に越えられるのだろうかと不安になる岩峰(摩利支天と命名)があるが行ってみると難なく通過できる】
440から櫛

440m峰から櫛ノ宇根まではヤブはひどくないが道や踏み跡はほとんどなくてやはり時間がかかる。島の北側は一気に海まで落ち込んでいて、採石場がかなり上まで山を削っている。
【山頂手前から440m峰を振り返る】
櫛の登りから440

15:30櫛ノ宇根山頂着。最低鞍部付近から古い赤テープが見られた。
当初予定は山頂から北の尾根を下って押島鼻西側の海岸に降りる予定だったが、時間的に無理ということで北の沢に降りることにする。200mほど戻って沢に降りる。
沢は急だが滝や岩などはなく、シダなどのヤブもなくて非常に快適に下れる。櫛ノ宇根に登るのであればこのルートが断然いいようだ。標高160mを過ぎると水流が現れ、ヤブも迫って嫌な雰囲気になるが大したことはない。標高100mからは新しいテープのついた道が現れて海まで導いてくれた。この道が何のためにつけられているのか、この先もあるのかは判らない。
17:30黒山鼻西側の浜に下山。長いこと気をもんでくれたYさんの船に救われて山行を終了した。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2011.04.03 23:24:06
コメント(4) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: