2009.11.27
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カテゴリ: 栄養療法
P1000028b



日経メディカル オンラインの 気になった記事を記録しておきます。
http://medical.nikkeibp.co.jp/inc/all/hotnews/archives/302535.html

オリーブオイル、トマトなどをふんだんに使う地中海食は
心臓病を予防するなど、健康的な食事としてよく知られている。

この地中海食で使うオリーブオイルの一部を、くるみに置き換えると
高脂血症の人の血管を柔らかくする効果があることが

スペインのエミリオ・ロス医師らによる研究でわかった。
米国の医学雑誌『Circulation』誌2004年4月6日号に掲載された。

これまでの疫学調査で、くるみなどのナッツ類を多く食べる人は
心臓病のリスクが低くなると報告されている。

ナッツ類にはコレステロール値を下げる効果があるため、それが一因とされてきた。

ところが、今回の研究で、血管を柔らかくするなど、従来にない新しい健康効果があることがわかった。

心臓病の一因となる動脈硬化は、「血液がドロドロ」になるだけでなく
血管の内壁に血球などが付着して、血管が細くなったり、血管自体が硬くなってしまうことが原因。

今回の研究から、くるみには、「血液をサラサラ」にするだけでなく
血管の弾力性を増し、血球などを血管に付着させにくくすることがわかり
三つの側面から動脈硬化を防ぐ可能性があると明らかになった。

脂質には、幾つかの種類がある。

たとえば、オリーブオイルなどに含まれるオレイン酸の「一価不飽和脂肪酸」
魚油に含まれるDHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)に代表される「n-3系脂肪酸」などだ。

「n-3系脂肪酸」は、血液をサラサラにして、動脈硬化を予防すると考えられている。
くるみには、「n-3系脂肪酸」の一種であるαリノレン酸が多い。

その上、くるみには、抗酸化物質のビタミンEも豊富だ。

今回の実験に参加したのは、血中のコレステロール値が高い21人の高脂血症の男女。
心臓病などにはかかっていない。

オリーブオイルなどに含まれる脂質「一価不飽和脂肪酸」の約3割を
くるみのαリノレン酸に置き換えた「くるみ食」を1カ月食べ、通常の地中海食を1カ月食べた。

くるみ食では、くるみを料理に使ったり、デザートやスナックなどにして
1日8~13個食べた。なお、脂質全体のカロリーは、くるみ食と地中海食でほぼ同様にした。

参加者はくじびきで2グループに分けた。

くるみ食を最初に1カ月とり、その後地中海食を1カ月とるグループ。
もう一つは逆に、地中海食を先に、くるみ食を次にとった。

地中海食、くるみ食をそれぞれ終了した直後に血中の脂質や
血管の弾力性、血球などが血管にどれだけ付着しやすいかなどを検査した。

実験を完了した18人のデータを分析したところ
くるみ食は地中海食と比べて、血管の弾力性(EDV)が高くなった。

また、血球などが血管にどれだけ付着しやすいかを示す指標(VCAM-1)が低くなった。

つまり、くるみ食を食べていると、地中海食より血管が柔らかくなり、血球などが血管に付着しにくくなったわけだ。

また、これまでにも報告されている通り、総コレステロール、LDLコレステロールも低くなった。

くるみは動脈硬化予防にいいナッツということがわかったが
とはいえ、1個27kcalとカロリーが低いとはいえない。
10個食べると270kcalになってしまうので、食べ過ぎに注意が必要だ。






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Last updated  2009.11.30 13:57:17
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