cnz27hiroのブログ

cnz27hiroのブログ

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

cnz27hrio

cnz27hrio

Calendar

Favorite Blog

☆乃木坂46♪『乃木坂… New! ruzeru125さん

RadioDue Socilal C… New! Reiko2007さん

Comments

cnz27hiro@ Re:サンレモに出なかった歌手達146ラファエラ・カッラ3(09/03) RAIのホーム・ページでも過去のプログ…
からっぽ@ Re:サンレモに出なかった歌手達146ラファエラ・カッラ3(09/03) 初めまして。 彼女の名前をしたのはごく最…
cnz27hiro@ Re[1]:ヤフオク出品情報28(04/14) だるぽよさんへ コメント有難うございまし…
だるぽよ@ Re:ヤフオク出品情報28(04/14) メッセージ失礼します。 このブログのこの…
背番号のないエースG @ 民謡(民族音楽) 1(06/30) 先日はcommentくださり、ありがとうござい…

Freepage List

Archives

2025.11
2025.10
2025.09
2018.11.13
XML
ストラーナ・ソチェタの紹介ですが、まずそのベースとなったラガッツィ・デル・ソーレからお話を始めましょう。

★ストラーナ・ソチェタ (compl) Strana Società,{La}
1971年にラガッツィ・デル・ソーレ(I Ragazzi del Sole)第2期メンバー4人とチェザーレ・ジャノッティが結成したヴォーカル・インスツルメンタル・バンド、80年代に入りメンバー交代を続けて、90年代には女性ヴォーカルを加え新たな音楽グループとなります。



活動期間 :1971 – 現在
所属レコード会社 : Fonit, Durium, Drums
サンレモ音楽祭出場2回 :1976年12.位、77年参加

設立メンバー(太字はサンレモ音楽祭出場メンバー)
・ジャンニ・フォレスティ (Gianni Foresti): ベース (在籍1971-1973)
・チェレスティーノ・スカリニェッラ (Celestino Scaringella) ヴォーカル (在籍1971-1978) 1949年バリ生。
・チェザーレ・ジャノッティ(Cesare Gianotti)
・カルロ・レナ (Carlo Lena) 鍵盤楽器 (在籍1971 -1974)
・ヴァレリオ・リボーニ (Valerio Liboni) ドラムス (在籍1971-1976)

途中交代メンバー(太字はサンレモ音楽祭出場メンバー)
・アルフォンソ・ダリッコ (Alfonso Dalicco) ベース (在籍1973-1978) 1954年フォッジャ生。
・ロベルト・コーエン (Roberto Coen) ドラムス (在籍1976-1980) 1951年ローマ生。
・ロジャー・リッコボーノ (Roger Riccobono) ギター (在籍1974-1975)
・ウンベルト・トッツィ (Umberto Tozzi) ギター (在籍1975)
・ルイジ・カタラーノ (Luigi Catalano) ギター (在籍1975-1978) 1949年メルフィ生。

再結成メンバー
・ロベルト・ボニフィーリョ (Roberto Bonfiglio) ギター (在籍1981-)
・モニア・カンタリーニ (Monia Cantarini) 女声ヴォーカル (在籍1981-1990)
・リッカルド・ペッレグリーニ (Riccardo Pellegrini) ヴォーカル (在籍1999-)
・ヴァレンティーナ・アルメンティ (Valentina Armenti) 女声ヴォーカル

・エレナ・ガッレア (Elena Gallea) 女声ヴォーカル (在籍2000-2002)
・アンドレア・アンドレリ (Andrea Andrei) ヴォーカル、鍵盤楽器 (在籍2001-2004)
・セルジョ・モスケット・モーゼス (Sergio Moschetto Moses) ギター、ヴォーカル (在籍2001-2002)


 まずはストラーナ・ソチェタの母体となったラガッツィ・デル・ソーレの生立ちから遡りましょう。

 プロモーターでギタリストのダニエロ・ペンノーネ(Danilo Pennone)の構想により、65年トリノでヴォーカルのピエル・フランコ・コロンナ(Pier Franco Colonna)をフロントマンとして5人編成のバンド、ラガッツィ・デル・ソーレが結成されました。

ラガッツィ・デル・ソーレの結成時メンバー構成

・カルロ・マロコス (Carlo Marcoz) ベース(在籍1965-1968)
・アルカンジェロ・アルッフィ (Arcangelo Aluffi) ドラムス(在籍1965-1968)
・ピエルカルロ・ベッティーニ(Piercarlo Bettini) オルガン(在籍1965-1968)
・ダニエロ・ペンノーネ(Danilo Pennone) ギター

トニー・ダララ (Tony Dallara) アドリアーノ・チェレンターノ (Adriano Celentano) を輩出したSAARのジョリー・レーベルと契約し、シングル盤とアルバム1枚ずつを作りました。これは
ロック・ン・ロールからロックと呼ばれる英米の曲をカヴァーしたものでした。

J-20359X45 (1966年 Jolly - SAAR) Se Mi Chiamerai (Tell'Em You Never Will)/ Non Ridere Di Me (ラフ・アット・ミー Sonny Bono)

J-20359X45       LPJ-5068       LPJ-5068 (1992)
LPJ-5068 (1966年 Jolly - SAAR)  I Ragazzi del Sole
LPJ-5068 (1992年 Jolly - SAAR) I Ragazzi del Sole
CD-22056 (1996年 Joker - SAAR) CD I Ragazzi del Sole
AR-006 (2017年 Jolly - Audrey Records) I Ragazzi del Sole
1.Se Mi Chiamerai (Tell'Em You Never Will)
2.Get Off My Cloud (一人ぼっちの世界Rolling Stones)
3.We Gotta Get Out Of This Place (Manfred Mann)
4.All Day And All Of The Night (オール・オブ・ザ・ナイト Kinks)
5.Satisfaction (サティスファクション Rolling Stones)
6.Mercy, Mercy (マーシー・マーシー Buchinghams)
7.Chi Può Dirmi (Keep On Running) (キープ・オン・ランニング Spencer Davis Group)
8.Gloria (グローリア Them)
9.Non Ridere Di Me (ラフ・アット・ミー Sonny Bono)
10.She's About A Mover (シーズ・アバウト・ア・ムーヴァーSir Douglas Quintet)
11.Memphis, Tennessee (メンフィス・テネシー Chuck Berry)
12.Long Tall Shorty (のっぽのサリーWanda Jackson, Beatles)
CD-22056  AR-006

 色々な曲をやりたいヴォーカルのピエル・フランコ・コロンナはダニエロ・ペンノーネと意見が合わず、早々に脱退してしまいます。代わりにマリオ・ディ・バリ(Mario Di Bari)を入れますが数ヶ月もしない内にコックス(I Cocks)に行ってしまいました。急きょパオロ・メルフィ(Paolo Melfi)を迎えました。

 直ぐにアリストンに移籍し、66年6月アルベルトとマッシーモ・サレルーノ兄弟(Alberto e Massimo Salerno)の作った“Atto Di Forza N゚10”とウィルソン・ピケット(Wilson Pickett)の“サムシング・ユー・ガット”をイタリア語カヴァーで出しました。

AR-0158 (1966年Ariston – I.F.I. Company) Atto Di Forza N゚10/So Che Tu Non Credi (Something You Got) (サムシング・ユー・ガット)
AR-0158 (1966年Ariston – I.F.I. Company) So Che Tu Non Credi (Something You Got) (サムシング・ユー・ガット)/ Atto Di Forza N゚10
AR-0158 (1998年Quei Favolosi Anni '60 ‎– RCS Libri) Atto Di Forza N゚10/ So Che Tu Non Credi (Something You Got) (サムシング・ユー・ガット)

         AR-0158           AR-0158(1998)

 サイケデリックな要素を入れた“...E La Terra Si Allontana”を出しますがB面のマイケル・ジャクソンの“ジャスト・ア・リトル・ビット・オブ・ユー”をイタリア語カヴァーした“Il Gatto Di Notte”の方が好評だったようです。

AR-0206 (1967年Ariston – I.F.I. Company) ...E La Terra Si Allontana/Il Gatto Di Notte (Just A Little Bit Of You) (ジャスト・ア・リトル・ビット・オブ・ユー)
AR-0206  AR-0214
AR-0214 (1967年Ariston – I.F.I. Company) Per Vivere Insieme (Happy Together) (ハッピー・トゥゲザー)/Non C'È Tempo Di Aspettare

 アリストン3枚目はタートゥルズ(Turtles)の“ハッピー・トゥゲザー”をカヴァーしました。歌はオルガンのベッティーニです。これがアリストンで最後の盤となりました。

 潜在的に蓄積していたダニエロ・ペンノーネと他のメンバーとの軋轢がバンドのプロモーターとリーダーとしてバンド名の使用を巡って大きな争いとなりました。ギターのダニエロを除く全員が脱退しました。ダニエロは新たなメンバーで第二期ラガッツィ・デル・ソーレを結成します。

第2期メンバー構成(太字がストラーナ・ソチェタ結成メンバー)
・ダニエロ・ペンノーネ(Danilo Pennone) ギター、リーダー
・チェレスティーノ・スカリニェッラ (Celestino Scaringella) ヴォーカル (在籍1968-1970)
・ジャンニ・フォレスティ (Gianni Foresti) ベース (在籍1968-1970)
・カルロ・レナ (Carlo Lena) 鍵盤楽器 (在籍1968-1970)
・フリオ・キリコ (Furio Chirico) ドラムス (在籍1968-1969)
ヴァレリオ・リボーニ (Valerio Liboni) ドラムス (在籍1969-1970)

 第2期のメンバーでカンサス・レコードに移籍し。再出発しました。

DM- 1075 (1968年 Kansas – Clan Celentano) Semplici Parole/Se Giro Gli Occhi
DM- 1075  DM- 1108
DM- 1108 (1969年 Kansas – Clan Celentano) Più Felicità/Shabada

 ドラムスのフリオ・キリコは早々に脱退し、ヴァレリオ・リボーニに交代しました。

KS-30072 (1969年 DKF Folklore- Folklore) Help hush hey (con i The Solist Group e i The Juniors))
2.Hey Jude (ヘイ・ジュード Beatles) [I Ragazzi Del Sole] Lennon-McCartney
10. Semplici Parole [I Ragazzi Del Sole] Danilo Pennone
KS-30072  KF-30080
KF-30080 (1970年 DKF Folklore- Folklore) Hey Jude (ヘイ・ジュード Beatles)/Eloise [lato B è cantato da Nat Romano]

 70年旧籍カンサスから未発表曲のシングル盤が発売されます。

DM- 1124 (1970年 Kansas – Clan Celentano) Nostalgia Di Te/Nei Tuoi Pensieri
DM- 1124  KS-30138
KS-30138 (1970年 DKF Folklore- Folklore) Il Suono Del Sole
Bass – Gianni Foresti
Drums – Cesare Pantulli, Valerio Liboni
Guitar – Danilo Pennone
Organ, Piano – Enzo Lamarca
Vocals – Piero Damosso
1.Voom-Voom
2.Color Sound
3.Black Label
4.Underground
5.With You
6.Rally
7.Summertime
8.Neige
9.Psycology
10.Schun Schun Schun
11. ... In Life
12.Warm

 70年になりバンド内ではペンノーネとの従属的契約からスカリニェッラとレナが脱退し、新アルバム「Il Suono Del Sole」の制作にはベースのフォレスティとドラムスのリボーニが参加しますが、まもなくその2人も脱退しました。

 脱退した4人は71年ストラーナ・ソチェタ (La Strana Società)を結成します。そのお話は次回にいたします。

DM- 1165 (1973年 Kansas – Dischi Ricordi) Un Esame Di Coscienza/Piangi Per Te
DM- 1165  CS-3062
CS-3062 (1979年 Kansas Casual – Dischi Ricordi) To Find My Way/Fiaba
KANNP-509 (1983年 Kansas – Dischi Ricordi) Nel Giardino Di Tamara/Santa Monica
         KANNP-509

 こうしてメンバー交代を重ね、80年代までバンド活動を続け、古巣カンサスに戻りレコードを出したようです。

FS-1003・2 (1996年 Giallo Records ‎–Giallo Records) CD ... C'era Il Sole Ed Eravamo Ragazzi !!!
1.So Che Tu Non Credi (Something You Got) (サムシング・ユー・ガット)
2.Atto Di Forza N.10
3.Il Gatto Di Notte (Just A Little Bit Of You) (ジャスト・ア・リトル・ビット・オブ・ユー)
4..... E La Terra Si Allontana
5.Non C'E' Tempo Di Aspettare
6.Per Vivere Insieme (Happy Together) (ハッピー・トゥゲザー)
7.Se Giro Gli Occhi
8.Più Felicità
9.Shabadà
10.Nostalgia Di Te
11.Nei Tuoi Pensieri
12.Un Esame Di Coscienza
13.Piangi Per Te
14.Fiaba
15.To Find My Way
16.Nel Giardino Di Tamara
17.Santa Monica
FS-1003・2  CDDV-6108
CDDV-6108 (1997年 D.V. More – D.V. More Record) CD Il meglio I Ragazzi del Sole [8014406611083]
1.Per Vivere Insieme (Happy Together) (ハッピー・トゥゲザー)
2.Quando Un Uomo Non Sa Amare
3.So Che Tu Non Credi (Something You Got) (サムシング・ユー・ガット)
4.Chi Può Dirmi (Keep On Running) (キープ・オン・ランニング)
5.Atto Di Forza N.10
6.Darti Amore
7.La Mia Frontiera
8.Più Felicità
9.Il Gatto Di Notte (Just A Little Bit Of You) (ジャスト・ア・リトル・ビット・オブ・ユー)
10.Se Giro Gli Occhi
11.E La Terra Si Allontana
12.Non C'E' Tempo Di Aspettare
13.Chi Ci Sarà Dopo Di Me
14.Che Amore Vuoi

 90年代になりカルト・レーベルと復活再生ベスト盤業者CDを出しますが、結局はペンノーネのためのバンドでした。



ストラーナ・ソチェタ 2は次回に続きます





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2018.11.13 08:40:09
コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: