嗅覚障害からの回復記

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2019.07.17
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カテゴリ: バイリンガル育児
お兄ちゃんが最近、めっきり日本語を話さなくなりました。
気がついたら、 あれっ?って感じです。

ここ最近私の中で、
思考能力や知力をより伸ばすためには、
日本語にあまりこだわりすぎないほうがいいのではないか。。。
という迷いが強まっていて、
あとは外では中国語のほうがいいだろうという配慮とで、
お兄ちゃんに対して中国語で話すことが増えてきた矢先のことでした。
反応はやすぎ。


「家の中では日本語」を(比較的)徹底していた私の努力によるものなのかも。

でも最近は、日本語で話すと伝わる度が下がるので、正直こっちも疲れます。
でも当然ながら日本語の方がスピードは断然出るので、怒るときはもっぱら日本語になります。

子どもたちの日本語をどうするべきか、
これはもう何年も私の中にある答えの出ない問いです。

完璧なバイリンガルになれる方と、どっちつかずになってしまう方と、
一体何が違うのか。

3歳の弟くんは、家で私に対しては8割9割以上、日本語で話します。
私が中国語で話しかけても、彼は日本語で返してきます。
たぶん今現在は、弟くんの方がお兄ちゃんより日本語が上手いくらいです。
「せんめんじょ」とか「こーひーまめ」とか、「しょくぶつ」とか、


大連で生まれて、日本に2回しか行ったことがない弟くんが、
(日本滞在の日数は合計でも30日に満たないはず)
なぜ日本語をこんなに話せるのか不思議。
もともと私は、弟くんに日本語はあまり期待していませんでした。

思い返してみれば、お兄ちゃんも3歳4歳くらいのときには、


この2人を見ていて思うに、
おそらく5歳6歳になると、幼稚園でも勉強が増えるし、
日々見聞きする情報量も断然に増えてくる。
そして、思考能力も高まって、いろいろ考えるようになってくる。
すると、思考能力や知識量と言語能力(日本語)の差の開きが
どんどん大きくなってきて、
日本語が追いつかないようになってくる。

3歳の弟くんは、彼の思考力や知識量と言語力の差がまだそこまで大きくないから、
日本語でもまだ事足りている、ということなのかもしれない。
もちろん弟くんも、中国語のほうがすらすらと話せるというのはもちろんあるけれど。

今のお兄ちゃんを見ていて、
今ここで、家の中で話すことは全て日本語にしなさいと強制することは、
彼にとって足枷になるのではないか、
中国語であれば自由に表現でき、親に伝えたいこともあるのに、
日本語を強制されたがために、
言いたいことを表現できない、説明できない、親に伝えられない、
というのは、知力、思考力の健全な発育を妨げてしまうのではないだろうか。

また、日本語で言わないといけないからどうせ上手く言えないから
ママには話したくない、と思われてしまうのも悲しい。

また、子どもは反復によって知識を習得し、思考を発達させていくので、
幼稚園でのインプットを家でアウトプットする機会がないというのは、
今後の学校での勉強や中国での社会生活においても、弊害があるような気がします。

かといって、小学校以降日本語はまったく勉強させない、話させない、
という極端なことをするわけもなく、
どうやってバランスを取っていくか、

私の大きな悩みの種です。





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最終更新日  2019.07.17 01:37:39
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