新生85歳のムッシューアラダ

新生85歳のムッシューアラダ

2004.01.24
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カテゴリ: カテゴリ未分類
美の記録をする道具としてカメラは1920年頃から使われだした。その時代はボックスカメラで。水銀溶液を自分でガラスに塗ると言うところから始まってやっと撮影は出来たと言うから大変な労力であったと思う。その頃のカメラは暗箱の目玉が一つと言う具合でシャター速度は1とB、あとは熟練の手加減で、その頃英国がカメラの大産業国であった。したがってその頃のカメラは英国製が多い。クラシックカメラと言うと殆どの方はドイツを連想するが、カメラが市販された最初の国はフランスで次がイギリスである。ドイツ、オーストリアイタリアはその後になる。クラシックカメラコレクターの世界で英国にこだわって蒐集している人は日本には少ない。しかし英国紳士のたしなみとして写真撮影が言われていたイギリスではカメラの種類も結構多いが、よい品は殆どイギリスのオークションでも出てこない。今までたびたびトライしたが使い込まれて動かないか木箱が壊れかけているようなのが多く、購入する気にはなれない。古いカメラで英国製は私は数えるほどしか所有していない。以前エジンバラでクラシックカメラの見事な収集家に出会ったが、彼はこつこつ昔からの貴族階級に家を訪ねてカメラの蒐集をしていることを話しお宅に眠っている品はないかと探したと言っていました。英国人気質と申しましょうか本当のコレクターはそこまでやるのかと少し自分が恥かしかったことがあります。又それらのコレクションは殆ど売りに出されることがなく、コレクターがなくなったら子孫がそれを受け継ぐか博物館に寄贈して相続税を免れているようです。だから美術品も博物も夫々の館に集まる仕組みになっていると思いました。





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Last updated  2004.01.25 01:05:37 コメント(1) | コメントを書く


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