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敬愛する韓国の友人から、1冊の本を紹介されました。
「平和を愛する世界人としてー文鮮明自叙伝」 という本です。
この人物に対しては、私は悪いイメージしかありませんでした。
それはマスコミによる報道によって、この人物とその教団「統一教会」の悪い噂ばかり聞いてきたからです。
アマゾンのランキングで1位になっているとしても、なぜ友人がこの悪名高き人物の自叙伝を勧めるのか?
不信に思いましたが、彼の熱心さと彼の人格を信じて、読んでみました。
読んでみると大変面白く、どんどん引き込まれ、正直感動しました。
韓国の片田舎の自然豊かな環境で、のびのびと育った幼少年時代。
その後の日帝の支配する祖国の悲惨な状況の中で苦悩する学生時代・・・・
ここまでは、頑固一徹で正義感の強い一人の少年の歩みです。
あるときイエス・キリストが霊的に現れて、神の願いの実現を懇願したといいます。
その後狂ったように、クリスチャンとして歩む中で、度重なる誤解と迫害、そして6度の投獄、拷問・・・・・・
これでもかと襲いかかる苦難と涙の日々、・・・・それにも挫けずに、世界宣教を慣行して、約200カ国に及ぶ基盤を築く歩み・・・。
信じられない位悲惨な激動の生涯です。
文氏がどこへ行っても問題を起こし嫌われる理由が分りました。
ひとつには、妥協を知らない文氏の言動が、内部の信徒からもまた家族からも誤解されることがあります。
また、文氏の教えの内容がキリスト教における 異端 であること。
そして、文氏の人気にたいする 嫉妬 により、既成キリスト教団が国家と結託して迫害することです。
さらに文氏が 共産主義 を徹底して批判するため、革新勢力とマスコミがありとあらゆる誹謗、中傷をすることがあります。
日本における一方的なマスコミ報道も、調べてみる必要があります。
悲惨な生涯でありながら、私がこの自叙伝に魅かれるのは、世界平和にたいする壮大な夢があるからです。
まず、文氏は本気で、人類の貧困と飢餓の撲滅を考えているので驚きます。
例えば、食料問題解決は海にあるとして、アラスカで水産業を手掛け、 フィッシュパウダー (魚の粉)を開発してアフリカに送るような事をしています。
また、国境の壁、宗教の壁の撤廃を本気で実現でしようとしているのです。
国際ハイウエイ構想 というのがそのひとつです。
これは、世界中を高速道路と新幹線で結び、人と物資を自由に流通させる大事業です。
国境を有名無実にし、多様な人々の交流を深めようというものです。
そのために ベーリング海峡 に橋をかけ、 日韓トンネル を実現しようというのですから、・・・・・・・・・。
とんでもない夢です。
こんなことを宗教家が考えるだろうか? また実際に行動するだろうか?
他にも色々ありますが、文章からはこの人が悪人とは思えない、この人は悪い事をする人ではないと思いました。
それではこの人を悪人として批判する報道は何なのか? 検討する必要があると思いました。
ここ数年の間に読んだ本の中で久しぶりに心を動かされたので、ブログに書いてみました。