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2010.10.06
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ビルトイン式のIHクッキングヒーターの登場でシステムキッチンの顔が一変する一方で、じゃあガスコンロは旧態依然のままなのか?と思いきや、それなりに進化していました。ガラストップのものが主流。温度センサーも全部のコンロについているのは当たり前になっていました。IHの影響もあると思いました。

ガスコンロのデザインのポイントは「ごとく」の形にあると思います。前に使っていたものは、全面ごとくでした。鍋をちょっと火からずらしたりできるので、大きなフライパンだと焼き面の温度を微妙に調節しながら2種類のものを焼くなんて裏技ができるのでした。中華鍋を煽るのも気兼ねなくできます。でかい鉄板を置くこともできます。(鉄板をもってなかったけど)ごとくは手前と奥2つに分かれているので、一応シンクに置くことはできたものの、お掃除ははっきりいって大変でした。ごとくをはずさないと、プレートが拭けないのも難点でした。それでも商品としてはまだ健在です。料理にこだわる人のコンロとして人気のようです。業務用のコンロのごとくなんかがっちりしたものが多いですもんね。カッコイイです。

今回買ったガスコンロはハーマン製の下から2番目のクラスのもの。一応フッ素コート仕上げです。昔仮住まいだった頃のテーブルコンロを思い出します。お値段は10万円を切るほどですが、定価ではもちろん買っていません。これがIHだと平気で15万、20万という定価。納得できません。
ハーマンのガスコンロ

ごとくは汁受けと一体型。小さくてしかも軽いので、お皿を洗う感覚です。
ごとく
昨日も大根の下ゆでで早速ふきこぼしてしまいましたが、すぐ水洗いできました。もう一つの汁受けが下に控えていますが、実際に水を落としてみると汁受けとバーナーのすきまから水が漏れて機器の中まで入ってしまいました。プレート全体には広がらない設計ですが、ちょっと詰めが甘い気もします。お掃除には「松井棒」がいりますね。(笑)

操作部はシルバー塗装。私のお仕事はこういうところをデザインするのが多いんです。この片面焼グリルは内部が拭きやすいのがグッド。全体的な完成度といいますか、高級感はまあまあかな。
コンロ操作部

トッププレートはキッチンのカウンタートップとの段差が前のものよりも小さくて布巾で拭きやすく、毎日のお掃除という点では楽になりました。
トッププレート

ガラストップのものはごとくがオブジェのようにも見え、魅力的です。ガラス面上で燃える青い炎は奇麗ですよ。値段は相応にお高いので私はパス。ガラストップ、両面焼グリルといった仕様で2倍も3倍も値段が違うのはどうなんでしょう?私がその価値をちゃんと理解していないのかな。

それでもやっぱり炎はよいですね。家の中から炎がなくなるのは絶対寂しい。新しいキッチンを息子がよくいじりに来るんですが、ガスの炎をボ~ッと見て遊んでるので叱ったばかりです。炎には人の心を惹き付けるものがありますね。ビルトインIHのデザインに関わったこともあるけど、デザインするのはガラストップのグラフィックと操作部だけ。顔がみんな同じでつまんないんです。なんて言いながら自社の製品の値段を見てびっくりしたのだけど…






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Last updated  2010.10.06 22:21:59
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