犬バカ日誌 妙に人間くさい犬              黒ラブコナンのドタバタ騒動

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2004年01月15日
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お散歩で近所のシェルティーのハナちゃん(14歳)の家の前を通ると、昼間は庭で日向ぼっこしてるハナちゃんがいなかった。


私はコナンに「ハナちゃん、いないねー。寒いから今日はお外に出ないのかもねー。」と話し掛けた。
ハナちゃんのお母さんはたまたま窓際の部屋にいたようで、その声が聞こえたようで出て来てくれた。
そして、「ハナちゃんねー、死んじゃったのよ。自分のうちの犬はいつまでも死なないと思っちゃうけど、やっぱり死んじゃうのよね。」と涙声で言った.....
私も悲しくなってしまい、「でもハナちゃんは、かわいがられて幸せだったと思いますよ。」と一言しか言えなかった.....

昨年はこのHPで仲良くしてくれている方のワンちゃん達も4頭亡くなった。。
きらきら☆アンさんちのミックくんとモックくん、Yuki Kurosakiさんちのロビンくん、AZARIさんちのゴンタくん。。
みんな飼い主さんから愛されていたワンコたちだった。。

どの子も直接会ったことはなかったけど、すごく悲しかった。
どんなに飼い主さんたちは辛かっただろう....

私もいつかはコナンと別れる日が来る.....
私も病気を持ってるから絶対とは言えないが、たぶんコナンの方が先に旅立ってしまうだろう....。
その時に私はどうなるだろう...?
私は.....コナンに支えられて生きているから。。

以前に日記に書いたように、コナンは私が夜中に急に不整脈を起こした時、声も出なくて苦しんでいると、眠っている夫を前足で引っ掻き、ワンワン吠えて危険を知らせてくれた。
コナンはすぐに異変に気付いてくれたが、夫はコナンに起こされなかったら気付かなかったと言っていた。
コナンがいなかったら.....と思うとすごく恐くなった。。

そしてコナンは私の気持ちを一番分かっていて、コナンの前では嘘もつけないと思った。
こんな出来事が昨年あったから......


前から癌の可能性は否めないとは言われていたが、腫瘍マーカーは擬陽性だったのに、完全に陽性になってしまった。
腫瘍マーカーが陽性でも他の病気の場合もあるから必ず癌だとは限らないが、エコーでの判断もつきにくいし、組織も取れない場所なので手術をした方がいいのでは.....と薦められた。
しかし、「子供がいないこと」「入院中のコナンの心配」の二つの理由でまた手術は拒絶した。
入院となればコナンが心配だし、それに子供もいないのに万が一の可能性のために手術に踏み切ることはできない。。

それでも私は、「でも腫瘍が見つかってから月日が経っているし、癌ならどんどん進行するのでは.....?」と尋ねたが、「人によっては徐々に進行していく場合もあるから、腫瘍マーカーが陽性で、組織が取れない場所である以上、絶対に違うとは言えない。」と言われてしまった。。

ショックなのは当たり前だが、不思議と取り乱すこともなく、涙さえ出なかった。。

いちおう実家には検査結果だけは言っておいたほうがいいのかと思って、帰りがけに寄って陽性になったと打ち明けた。
しかし、孫を保育園に迎えに行く時間に近かったこともあって、忙しいのか、「でも気にしてないみたいじゃん。」とトンチンカンなことを言われた。
孫のことで頭がいっぱいで、最近は私の病気のことなんか全然尋ねもしない。
別に心配して貰いたくて寄った訳じゃなくて、報告しなくちゃいけないかと思って寄っただけなのでどうでもいいのだが、腫瘍マーカーが陽性だと言われて気にしない人はいないと思うがな.......

こんな気持ちの時にわざわざ寄るんじゃなかったなあ.....とは思ったが、別に涙が出る訳でも動揺する訳でもなく、いつもどおりにコナンの待つ家に帰ったつもりだった.....

しかし玄関を開けて中に入るとコナンは私の顔を見るなり、「どうしたんだ?まりん....」というかのように心配そうにウロウロしてべったりと私に寄り添った。
普通にしていたのに不思議だったが、明らかにコナンは私の心の奥を読み取っていた。

そして、そんなコナンを見て、私は初めて涙を流した。。
コナンを見て、やっと安心した気持ちになれたんだと思う。
コナンには強がりも嘘も通用しない。。
私の気持ちを一番分かってるのはコナンかも知れないとその時強く思った。
本当は恐くて辛かった気持ちが一気に押し寄せて、涙が止まらなかった。
コナンは黙ってペロペロと顔を舐めてくれた。。
おかげでとても安らかな気持ちになれた。。
コナンをよりいっそう大事に思った。

「コナンを残して絶対に死ねない。」 この気持ちが、自分は良性腫瘍だと信じる前向きな気持ちに繋がっている。

私はコナンに支えられて生きている.......だから短い犬の一生の一緒にいられる時を一日一日大事にしたいと思う。





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最終更新日  2004年01月15日 05時17分18秒
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