こんなンできました。

PR

Profile

有栖野白兎

有栖野白兎

Calendar

Jun 27, 2006
XML
カテゴリ: 成分:コミック
推理・探偵モノのお約束として、主人公が行く先々では必ず

何かしらの事件が起きるというのがあります。
(例外はあるかもしれませんが、今回は目をつぶる方向でひとつ)

まあ、実際のところ、そうしないと話が進まないワケですしね。




今回のネタも、その手の方向性の作品には違いないのですが、

ちょっと違うところは、主人公が行く先々では必ず何かしらの

"怪物だの妖怪だのが関連する" 事件が起きるということ…。


薬師寺涼子の怪奇事件簿1 薬師寺涼子の怪奇事件簿2 薬師寺涼子の怪奇事件簿3 薬師寺涼子の怪奇事件簿4 薬師寺涼子の怪奇事件簿5

垣野内成実/田中芳樹「薬師寺涼子の怪奇事件簿」シリーズです。


田中芳樹先生と言うと、 「銀英伝」 とか 「創竜伝」

思い浮かべる人が多いでしょうが、主は個人的にコレを推したいです。

…と、言いつつも、これはコミック版だったりしてw

個人的に、原作よりも先にコッチを推したいかも(理由はアトで♪)




主人公の薬師寺涼子(27)は、警視庁刑事部参事官の警視。

東大文科I類に浪人せず合格し、法学部を留年せず、全て優で卒業、

大学在籍中に司法試験とキャリア(国家公務員試験I種)試験に合格し、

フランス語、英語を流暢に話し、スペイン語、ラテン語にも通じていて、

おまけに美人という、至れり尽くせりな設定。

唯一難を挙げるなら、ドラキュラも避けて通る(略して「ドラよけお涼」)と

呼ばれる所以となっている 「性格」 でしょうか?






そして、パートナーの泉田準一郎警部補(33)

英文科卒のノンキャリア。背が高く、職業上格闘技などの技に優れており、

基本的には常識人のハズですが、最近は上司にかなり洗脳され…もとい、

「陶冶」もしくは「薫陶」されている様子。
(このへんの言い回しについては、1巻に元ネタがあります)




この作品は、そんな2人が(正確には1人、泉田クンは被害者に入る?)



それはもう、バッサリと快傑していくお話です ('▽')




さて、今回どうして原作ではなくコミック版を推すのかというと、原作1巻の

初出が今から10年前の1996年なため、作品内の表現に若干古さを感じる

部分があるということ(遅筆で有名ですからね、田中先生は…)

そしてコミック版は、その部分を今風に描きなおして見せてくれていること。

そして何より、女王陛下(涼子の異名その2)の魅力は絵があった方が絶対に

伝わり易いよねってコト。 垣野内先生の絵のおチカラは大きいw




そんな感じですので、コミック版を読んで先のお話が気になった方は、原作に

手を出してもいいかと思います。

まあ、そうは言っても、あと少し待てばコミック版が、ペース的にも追いついて

しまいそうなので、気休めにしかならないかもしれませんがw





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  Jun 27, 2006 10:19:21 PM
コメント(4) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: