HANOIの旅ノート

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2011.09.15
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カテゴリ: 旅のお話
北京はタクシー事情が悪い、とは聞いていた。確かに、北京に行ったことがある友人は、終日

そうは言っても食事の移動だけだし……思っていた我々が甘かった。北京のタクシー事情の
悪さは思っていた以上だった。

美味しい雲南料理を堪能した後は、レストランを出てマッサージに向かうことになっていた。

人力車でお迎えに来てもらったAちゃんと付き添いのJさんと別れを告げてマッサージ組8人で
の移動である。たぶん、この中でタクシーを拾うのが一番上手なのは私であろう、と根拠のない
自信で、上手いこと捕まえたタクシーに先に4人に乗ってもらい、店の名前と地図をドライバー
さんに伝え、向かってもらう。残された運命共同体は、aさん、Pさん、Yちゃんの4人。

通りかからなくなる。

うーーーむ、予約の時間が迫っているんですけど

しばらくするとタクシーが一台やってきた。手を挙げると中に人が乗っている。あー、残念!
乗っていたか~と思ったところ、少し先で停車した。どうやら降りるようだ。
よっしゃーっとタクシーに向かおうとしたところ、我々とタクシーの間にいつの間にか
入り込んだ人民ガールズ2名がっ

この車、取られてなるものかっと、日ごろめったに走らない私がダッシュ

人民ガールズを追い抜き、タクシーのドアに手をかける。私の必死さに人民ガールズは身を
よじっての大爆笑である。これなら喧嘩にはなりそうもない、と判断した私。 振り返って

タクシーに乗り込んだ。

乗り込んだはいいが、タクシーのおっちゃんがいまいちわかっている感じがしない。
そこで電話番号を見せて「わからなかったら電話して聞いて」というと、おっちゃん、お前が
電話しろ、という。片言の日本語が通じると聞いていたのでマッサージ屋に電話して、少し
遅れることを告げたのち、道を説明してもらう。


電話しろという。オイ
電話したところ、今から迎えに行くからここで降りて待て、と。

ドキドキしながら4人で待っていると、にこにこと気のよさそうなおっちゃんがお迎えに来て
くれた

マッサージは上手でリーズナブル。ベトナムよりコストパフォーマンスは良い
まずは足裏からスタート。途中、雨が降り出した、とお姉ちゃんたちが言っている。

げ、雨

「帰りのタクシーつかまるかしら」と呟くと「タクシー、大丈夫~」と大した根拠はなさそう
だが、言っているので信じてみることにした。

足裏終了後、部屋を移り、ベッドで横になる。昼間の疲れもあって、裏返しになったあとは
ぐーぐー寝てしまったようだ
突然何やら温かいものが背中に乗せられ、びっくりして目が覚めた。ホットストーンだ~
ちょっと肌寒かった施術室での、じんわり温かいホットストーンには癒された。幸せ

マッサージ中はタクシーのことなど忘れていたが、我々には帰りの足の確保という大仕事が
残っていた。

受付に向かうと、一足先にマッサージを終えた先着チームはすでに帰ったという。4人で
タクシーを拾ってくれるというマッサージ屋のお姉ちゃんとともに店を出る。外に出ると、
一雨降った形跡があった。あー、止んでいてよかった
ベトナムも雨が降るとタクシーが拾いにくくなるので心配していたが、とりあえずこれなら
大丈夫そうだ。

ところが、お姉ちゃんが止めてくれたタクシーは我々の住所を見ると、わからないから行き
たくない、という。 お姉ちゃんが「次を探します」というので、その車は行かせるが、次の
ドライバーはホテルの前の通りは入らないけど、大通りまで行ってやるから歩け、という。
しかし、 空を見れば雷が光り始めている。またザッと降るはず。
「雨が降り出すからホテルまで行ってくれないと困る」と店のお姉ちゃんに主張し続け、次の
タクシーを探してもらう。お姉ちゃん、困惑しながら、次々車を止めるが交渉成立ならず。

3台くらいやり過ごした後だろうか、ちょっと気のいい顔をしたドライバーが止まってくれて、
何やら考えている。よしっ、乗っちゃえ、乗っちゃえとばかりに乗り込んだ。

でっかい拡大コピーを見せて、ホテルの道に入る手前の大通りを指し、曲がる道をさらに
指す。おっちゃん、黙って走り出す。やったー

やっぱり、人間「顔」よね

「韓国人か?日本人か?」と聞かれたので「Japanだ、Japan」と答えると、「こんにちは!」と
ニコニコするおっちゃん。タクシードライバーは反日が多いって誰の情報よ

みんなで夜中に「こんにちは」と挨拶。するとおっちゃん、だんだん楽しくなってきたらしい。
ラジオをつけ、音楽に合わせて鼻歌を歌いだした。ああ、ベトナムと同じ、いらんサービス
おっちゃん、ますます嬉しくなってきた模様。そのうち一曲大声で唸りだす。どうやらお気に
入りの歌手とみた。うんうん、もうこうなったらなんでも聞いてやるぞ、と覚悟を決めたが、
次のアップテンポな曲はお気に召さなかったらしい。 黙ってしまった。

そんなこんなのうちに、我らがホテル、Wハピネスに近づいた。
着いてみれば、大して難しい道ではない(ホテルの前の通りは狭いけれど)。なぜドライバーは
こんなにも嫌がるのか。

ハノイでせっまい道を通る旧市街に行く際にもタクシーの乗車拒否なんてあったことがない私
としては、なかなか北京のタクシー事情が呑み込めないのだった。





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Last updated  2011.09.21 17:04:24
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