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こんばんは🌙
今夜、ちょっとロマンチックな話をさせてください。
今朝のブログで「牛かい座流星群」についてお話させていただきましたが、同じ22日に素敵な事が起きるので、こちらもご紹介したいと思います。
実は今年の6月22日、夜空にとっても不思議な現象が起こるんです。
その名は「月面X」。
「月にXの文字が浮かぶ」なんて聞くと、ちょっとスピリチュアルで、宇宙からのメッセージみたいじゃないですか? 知れば知るほど、なんだかロマンを感じる現象なので、今日はこれについて語らせてください。
月面Xって、結局なに?
月面Xとは、上弦の月(半月)の頃に、月の明るい部分と暗い部分の境目あたりに、アルファベットの「X」の文字がぽっかりと浮かび上がって見える現象のこと。
これは魔法でもCGでもなく、ちゃんと科学的に説明できる現象です。
プランキヌス、ラカイユ、プールバッハという3つのクレーターの壁に太陽の光が斜めから当たることで、地形の縁がXの形に光って見えるんです。
でも、不思議なのはここから。
このXが見えるのは、太陽の角度と月の傾きが、ほんの一瞬だけ完璧に重なったときだけ。
継続時間はだいたい1時間程度。
少しでもタイミングがズレたら、Xは現れません。
毎日同じように昇って沈んでいるように見える月だけど、実は1ヶ月に1回、ほんの短い時間だけ、宇宙はこっそ 「X」
というサインを浮かび上がらせている。
なんだかこれだけで、月が私たちに何かメッセージを送ってくれているような気がしてきませんか?
なぜ「X」なのか、というロマン
Xという文字には、昔から「未知」「探求」「交差点」「宝のありか(X marks the spot)」といった意味が込められてきました。
宝の地図に描かれる「X」も、未知の数を表す「X」も、どこか「これから何かが始まる予感」を持っている文字です。
月という、潮の満ち引きや人の心、感情のリズムにまで影響を与えると言われている天体に、その「X」が浮かび上がる。
スピリチュアルな視点で見るなら、月面Xが見える日は
新しい扉が開くサイン
心の中にある「答え」に気づくタイミング
宇宙からの「ここに注目して」という合図
として、願い事や直感を信じてみるのにぴったりな夜、と言われることもあります。
科学的な現象であることは間違いないけれど、その背景にあるストーリーを知ると、ただの天体ショーが「特別な夜」に変わる気がするんです。

2026年6月22日、月面Xはいつ見える?
肝心の今回のタイミングをお伝えします。
2026年6月22日(月) 19時10分〜20時10分ごろ
方向:南の空
高度:約52度
東京での予報では、19時27分ごろがピークで、そこから1時間ほど観測のチャンスがあるとされています。
月の明暗の境にある地形が、プランキヌス、ラカイユ、プールバッハという3つのクレーター壁によってX字に浮かび上がる現象で、継続時間は1時間程度と短く条件が揃ったときにしか見えません。
南の空、高度52度というのはかなり見やすい高さ。ちょうど夏至を過ぎたばかりのこの時期、空が完全に暗くなる少し前の時間帯なので、双眼鏡や天体望遠鏡があれば挑戦しやすいタイミングです。
ただし注意点がひとつ。
月面Xは肉眼で見るのはほぼ不可能。
クレーターの境目という、かなり細かい地形の話なので、できれば天体望遠鏡(30〜50倍程度の倍率があれば十分)を用意してみてください。
お持ちでない場合は、双眼鏡でもうっすらと雰囲気をつかめることがあります。
予報時刻には数分〜数十分のズレが出ることもあるので、少し早めの時間からスタンバイしておくのがおすすめです。
もし見逃しても大丈夫。
2026年、あと3回チャンスがあります
「今夜は予定があって見られない…」「天気が心配…」という方、安心してください。
月面Xは月に一度のペースで巡ってくる現象なので、今年はまだチャンスが残っています。
2026年に残る月面Xの観測好機はこちら↓
日付 時間(東京) 方向・高度
8月20日(木) 15時50分ごろ〜 南東・高度21度
10月18日(日) 14時50分ごろ〜 南東・高度15度
12月16日(水) 18時40分ごろ〜 南・高度52度
中でも12月16日は、今回の6月22日と同じくらい高い位置(高度52度)で見られる好条件。逆に8月・10月は高度が低めで、まだ空が明るい時間帯にかかることもあるので、少し難易度は上がりそうです。
ちなみに2026年は全部で6回、月面Xのチャンスがある年。
すでに2月24日、4月24日は過ぎてしまいましたが、その中でも特に条件が良かったのは4月24日(高度70度)と言われていました。
残る6月・8月・10月・12月、ぜひどこかでチャレンジしてみてください。
観測のちょっとしたコツ
できるだけ街の灯りが少ない場所を選ぶ
予報時刻の30分前にはスタンバイ
天体望遠鏡があれば30〜50倍程度に設定
スマホのカメラで天体望遠鏡の接眼レンズを通して撮影する「コリメート撮影」にもチャレンジしてみると、思い出に残る一枚が撮れるかも
おわりに
月は毎晩そこにあるのに、私たちはつい見上げることを忘れてしまいます。
でも、こうして「今夜だけの特別な形」があると知ると、なんだか月との距離がぐっと近くなる気がしませんか。
6月22日の夜、もし空が晴れていたら、少しだけ夜空を見上げてみてください。そこに浮かぶXが、あなたにとって「何かが動き出すサイン」になりますように。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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