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2007年08月15日
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カテゴリ: カテゴリ未分類

終戦の日の今日は、新聞もテレビも特版が多いです。

それはゆっくりまだみていませんが、きょうはこの日記を全転載します。

アマゾネス のメンバー 薔薇豪城さんです

転載開始。

盆提灯下げて家紋の由来聞く
[ 日本史 ]    

暑いです。写真はほおずきです。お盆には昔話やルーツがなぜか話題になりますね。提灯についている家の紋ですが実家(ただのいなかもん)のは「並び矢」で、婚家(ただの貧乏人)のは「抱き茗荷」です。母の実家(ただの・・・)のは揚羽蝶です。アート的にちょうちょがいいなあと思っているけど、好きな紋に変えるのって、ありでしょうか?

 母の羽織を一枚もっているんですが、揚羽の紋付きなのです。

 今日は終戦の日。どこの新聞も記念日特集を組んでいると思います。うちの東京新聞もいろいろなコーナーで戦後や憲法についてとりあげています。江戸東京博物館の「風船爆弾に見る終戦」。「こちら特報部」では、元米海軍通訳士官だったドナルド・キーンさん。これをぜひご紹介しようと思いましたが、「記憶・戦後62年」は、なんと、品川正治さまと、鈴木邦男マイラブの対談でした。
 すばらしいことです!見開き2ページです。

 お二人の体験を通しての率直な意見の交歓がすばらしいですが、全てを書けませんので、一部だけご紹介します。

 リード文はこうです。
『日中戦争の発端となった廬溝橋事件から70年。この節目の年に、日本では憲法改正手続きを定めた国民投票法案が成立し、改憲発議に携わる可能性のある新しい参院議員も選ばれた。
 不戦を誓った憲法を見直す動きと歩調を合わせ、戦後62年にわたり語り継がれてきた戦争体験の証言を軽んじる動きが強まっている。
 中国で一兵卒として戦った教訓から「憲法九条を守れ」と全国行脚する財界人の品川正治さん(83)と、40年に及ぶ思想活動を通して培った戦争論や改憲論を展開する鈴木邦男さん(64)が、戦争の「記憶」を伝える難しさ、そして大切さを語りあった。』

 品川正治さんは学徒出陣すれば三ヶ月で少尉になれるところを、兵隊として中国を転戦、河南省の許昌で終戦を迎えたそうです。
 その体験から、戦争を見るときは兵隊の立場で見てほしい、将校の立場では国民の大多数の立場には立てないと。

 また、自民党がめざす改憲は、米国の傭兵になることだと話しています。
鈴木邦男マイラブ
「70年に憲法改正のために自決した三島由紀夫はその檄文の中で「このままでは自衛隊は米国の傭兵になる」と指摘しました。自民党が目指しているのは、まさに米国の傭兵になるための改憲ですよね。今、三島が生きていたら・・・」
品川正治さま
「一番反対するのは三島ですよ。こういう改憲議論には」
鈴木
「品川さんは三島の学友でしたからね。そういう米国が日本に理想的な憲法を押しつけたわけですよね。だったら返そうという気はありませんか?」
品川
「えっ?」

品川
「しかし私は(国の交戦権を否認した)憲法9条2項こそ、現在の世界がもたなければならない理念だと思います。」
鈴木
「9条があったから日本は平和だったと、僕も憲法の効用は認めているわけです。ただ、どこかに悪人が出てきたときに、日本だけが平和ならいいのか。それは利己主義ではないのかと訴えてくる改憲勢力があるわけです。それに対して9条を守るため、どのように人々を説得するのか。」
品川
「その決め手が日米の価値観は違う、ということではないでしょうか。日本の憲法は米国人の命もイラク人の命も一緒だと、堂々と言わなければならない憲法なのです。日本だけ平和ならいいという、一国平和主義とは違う。」

鈴木
「憲法を守る限り、自衛隊は廃止するべきでしょう。」
品川
「自衛隊は戦後の歴史の中で一人の外国人も殺していない。自衛隊と呼ぶかぎり、私は憲法に極めて忠実な組織だと思います。
 中国の唐家旋(王様へんつき)国務委員長と会ったとき、彼も確かに同じことを言いました。しかし、9条をなくせば、自衛隊は中国にとって最高の脅威となるはずなんです。
 私は、9条2項の旗はもう、ぼろぼろだと思っています。もうひとつ破れるとすれば、集団的自衛権の行使が認められるときでしょう。
 それでも国民にはその旗を手放さないでほしいのです。もし、国民投票があったら「9条は変えない」とはっきり意志表示してほしい。そうすれば米国も世界戦略を変えざるをえない。
 これは、日本の国民にしかできない世界史の転換なんです。

鈴木
「今は戦争は嫌だと語ることにも勇気がいる時代になってしまいました。僕らの運動の至らなさもあったし、戦場の体験が十分につたわらなかったこともあった。
 戦争に行ったおじいちゃんは、いいおじいちゃんのままで死にたいと思って黙り、家族には戦場という殺し合いの場で起きたことを聞いちゃ悪い、という優しさがあったからでしょう。

 現実と理想が戦ったら、現実が勝つんですよ。テレビの討論番組で「9条を守ろう」なんて言っても、「北朝鮮が攻めてきたらどうするんだバカヤロー」と反論されて、結局、声の大きい方が勝って終わる。
 99%がひとつの方向に流れても、ちょっと待ってというのがメディアの役目だと思います。
 99%と1%なら、1%は非国民ですよ。
 非国民、反日でいいじゃないですか、新聞は。
 僕も非国民と呼ばれたい。いや、もう、呼ばれているかな。」

☆硫黄島のヒットのせいか、今年は戦争をテーマのドラマが多いような気がします。若い人たちの関心も大きくなっていると思いましたが、お二人は戦争体験を語る、聞く、知ることの風化を心配しています。 
 確かに、教科書での沖縄集団自決に「軍の関与」はなかったとする解釈、あわただしく決められてしまった教育基本法、国民投票法、そのたいろいろ、安倍内閣の指示は急降下なれど、彼は着々といつか来た道へ歩き始めていますよね。
 品川正治さまは、昨年、82歳という年齢にあわせて、年82回の講演をしようと決意して実行したそうです。
 鈴木邦男マイラブは
「敗戦後の日本が解放だったのか、占領への迎合だったのか、自分の中でどうバランスをとったらいいのかわかりません。だから、実際に戦った人たちにもっと話をしてほしい」と、品川さんに訴えています。

 体験した人、その体験を受け継ぐ人、この対談は平和を守っていく日本の進路が見えてくるような、素晴らしいものでした。






最終更新日  2007年08月15日 13時21分00秒
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                                  」

転載終わり。

方向が見えてくるようで嬉しかったです。






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最終更新日  2007年08月16日 01時04分46秒
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Re:ご紹介感謝です(08/15)  
薔薇豪城  さん
 きれいに転載していただけて、感謝です。いろんなことができるのね~。83歳の品川正治さんの気概と、鈴木邦男さんの思慮深さと行動、彼らみたいな同志がいるから、我らの未来は明るいかも。 (2007年08月15日 18時35分38秒)

Re:今日は終戦の日(08/15)  
Ged4344  さん
>9条をなくせば、自衛隊は中国にとって
>最高の脅威となるはずなんです。

「核」と「資源」のない国がさらに「核の傘」も失ったとしたら,それほど脅威なのでしょうか?

>私は、9条2項の旗はもう、ぼろぼろだと思って
>います。

誰もが守らない法はいかなる解釈も許すようになるでしょう。つまり,

>もうひとつ破れるとすれば、集団的自衛権の行使が
>認められるときでしょう。

をも現行9条が許すことだってありうるような気がします。

もちろん,今の「ご時世」とやらで9条を変えるならもっと酷いことになるだろう,というのならよく分かるのですが,「正しい」となると論点がずれてしまう…そのために「ご時世」がさらに勢いをましそうな気がしてしまうのです…。 (2007年08月19日 22時21分47秒)

Re[1]:今日は終戦の日(08/15)  
abi.abi  さん
Ged4344さん
>>9条をなくせば、自衛隊は中国にとって
>>最高の脅威となるはずなんです。

>「核」と「資源」のない国がさらに「核の傘」も失ったとしたら,それほど脅威なのでしょうか?

この「9条をなくせば」は、アメリカの意向に沿った、「改憲」をして、戦争のできる国になる、という意味ではないですか。

>誰もが守らない法は

これは、長い時間をかけて、少しずつ解釈改憲をしてきた「成果」です。
守らないのは、国民の総意ではない。
みすごしてきた「結果」ではありますが。

>>もうひとつ破れるとすれば、集団的自衛権の行使が
>>認められるときでしょう。

>をも現行9条が許すことだってありうるような気がします。

9条が許す、というのは正しくありません。
解釈を捻じ曲げる、操作を例の懇談会がしようとするのでしょう。
法制局も不可能とするその解釈を、今の流れでは、改憲無しには流石に難しくなったといわれているのではないですか?

>もちろん,今の「ご時世」とやらで9条を変えるならもっと酷いことになるだろう,というのならよく分かるのですが,「正しい」となると論点がずれてしまう…そのために「ご時世」がさらに勢いをましそうな気がしてしまうのです…。

「現実」というのが、錦の御旗とされますが、憲法が現実にあわせるというのは違うと思います。
9条は、色々解釈改憲が進む中で、さいごの重しとなってきたと思います。「現実に合わない」というなら、そろそろ戻す方向に向きなおすのがいい頃合ではありませんか。
理想論に過ぎる?
今実現できていないのなら、目指すのは今からでも遅くないのではありませんか?
アメリカの手先で、使い走りをするのはもう止めて、分相応な小国として生きる道を探ったらいい。
そう考えています。
-----
(2007年08月19日 23時16分13秒)

Re[2]:今日は終戦の日(08/15)  
Ged4344  さん
abi.abiさん
>この「9条をなくせば」は、アメリカの意向に沿った、「改憲」をして、戦争のできる国になる、という意味ではないですか。

9条の「なくし方」によりますよね。

>守らないのは、国民の総意ではない。
>みすごしてきた「結果」ではありますが。

この国が民主国家だとすればそれは「国民」の「選択」でしょう。

>9条が許す、というのは正しくありません。

最高裁すらいままでなされた解釈改憲を許すとしたら9条の条文が「許し」たのではないでしょうか?

>解釈を捻じ曲げる、操作を例の懇談会がしようとするのでしょう。

あってはならない「戦力」を保持しているなら論理的にはいかなる「解釈」も可能でしょう。すでにもっている「戦力」を明確にコントロールする規定をもちえないとするなら,「あやまち」を「くりかえす」ことになるでしょう。その意味では9条2項は危険な条文かもしれません…。

(2007年08月21日 01時53分51秒)

Re[2]:今日は終戦の日(08/15)  
Ged4344  さん
abi.abiさん
>今の流れでは、改憲無しには流石に難しくなったといわれているのではないですか?

「ご時世」や「流れ」は何でもやってのけますよね。

>「現実」というのが、錦の御旗とされますが、

「錦の御旗」となっているのは「ご時世」でしょう。

>憲法が現実にあわせるというのは違うと思います。

この国が民主国家なら「国民」にあわせなくてはいけないでしょう?もちろん一部の「国民」であってはならないですが。

>「現実に合わない」というなら、そろそろ戻す方向に向きなおすのがいい頃合ではありませんか。

戻る場所はいまだかつてなかった。新たに「創りだす」しかない。にもかかわらず政治家だけでなく誰も「創りだす」ための研究や準備を本気ではしてこなかったのではないでしょうか?戦争放棄を本気で考えるなら,戦争についてきちんと学問的に研究する場がなくてはいけないはずではないでしょうか?

>理想論に過ぎる?

「理想」は「現実」の一部でしょう。
危険なのは「ご時世」という名のファシズムです。これは現実的な脅威でいかなる理想論も無視することはできないと思うのです。

>アメリカの手先で、使い走りをするのはもう止めて、分相応な小国として生きる道を探ったらいい。

それが「国民の総意」なら。
(2007年08月21日 01時54分29秒)

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