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●東京新聞(TOKYO Web)
しぼむ花の都パリ リストラ抗議で美術館閉鎖
2009年12月5日 夕刊
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2009120502000214.html
【パリ=清水俊郎】フランス政府の人員削減策に抗議する職員のストライキで、パリの有名美術館や史跡が軒並み臨時休館や閉鎖に追い込まれている。政府は四日夜、削減案を撤回しない方針を表明しており、混乱はまだまだ続きそうだ。
職員のストライキは十一月下旬にパリの現代美術館で始まり、今月二日にはオルセー美術館と凱旋(がいせん)門が続いた。これまでにベルサイユ宮殿やフランス南部の城郭カルカソンヌなど少なくとも十施設に広がっている。
ルーブル美術館は三日のみ休館し、四日は開館したが、メーンの入り口は職員が集会を開いて封鎖。戸惑う観光客の姿が目立った。
五日以降の開館は「見通しが立たない状態」(オルセー美術館)という。
(引用ここまで)
たしかに、お目当ての美術館が閉まっていたら、美術鑑賞を楽しみにちょうどその時期に訪れた観光客にとっては「迷惑」であることに間違いありません。
し かし、「火事と喧嘩は江戸の華であり、ストとデモはフランスの華」です。あなたが観光客としてフランスを訪れてストやデモに出くわしたとしたら、それは、 めったに見られない貴重な機会なのです。お目当ての美術館を見られなくて残念ですが、そのストやデモの様子をよく見ましょう。それは普通の旅行ではめった に見られない貴重な機会です。美術館にある絵や彫刻もフランスの「文化」ですが、ストやデモもフランスの「文化」なのです。美術館はいつでも見られます が、ストやデモは時期をねらって見られるわけではないのですから。
「とまどう観光客」なんて紋切り型のセリフしか出てこないところも記事 として物足りなく感じます。美術館の職員が「リストラ」されて運営体制が手薄になったら、そちらの方が長期的には訪問者にとってもっと「迷惑」になるので はないか、という視点がほしいところです。また、そのストの様子や職員の発言をもっと詳しく報道することにこそ意味があると思います。
フ ランスの新聞ですと、大規模なデモ行進があるときには、新聞にデモのコースの案内が詳しく出ることがあります。デモがいろいろたくさんあったせいか (笑)、何のデモだったかはっきり断言できるほど記憶がはっきりしていないのですが、そういう新聞を見た思い出が私にはあります。
たとえば、フランスを訪れてこんな↓ところに出くわしたとしたら、それはどんなにお金を積んでも見られない貴重な文化遺産を見ているのだと思ってもよいくらいです。
過去の関連記事
■行動し発言する勇気と表現方法をフランスの高校生に学ぶ(笑)
http://muranoserena.blog91.fc2.com/blog-entry-1028.html
「スト」ではなく「デモ」ですが、写真で実感できるのがこちら。
●イル・サンジェルマンの散歩道
『パリのメーデー風景』
http://billancourt.blog50.fc2.com/?q=%A5%D1%A5%EA%A4%CE%A5%E1%A1%BC%A5%C7%A1%BC%C9%F7%B7%CA
なぜかコピーできない最後のフレーズ
ところで...「火事と喧嘩は江戸の華」なら、「炎上とコメント欄バトルはブログの華」かなあ。笑
」