わたしは価値を創る

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June 1, 2010
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カテゴリ: 映画の話
■映画の日なので観てきました^^

あべのアポロシネマです。しかしガラガラだったなーー。映画の日にこんなんでいいんだろうか?

■「ボックス!」は大阪の高校ボクシング部を舞台にした青春小説の映画化です。

私は、 小説を読んで いたく感銘したので、この映画を楽しみにしていました。

果たして。まあ、それなりに楽しめる映画でしたよ。

■まず、ボクシングシーンの迫力はなかなかのものです。

これがしょぼければ映画で観る意味がありませんからね^^

主演の市原隼人もさすが俳優と思わせるほど身体を作ってきていました。ボクサーに見える身のこなしを見せてくれます。もちろんカメラテクニックでごまかす部分がなきにしもあらずですが、それは仕方ありません。



■ただし、原作にあった闘いの細かな綾については、画面からは伝わりません。

敵役のモンスター高校生の凄みは、その闘いぶりにあるはずですが、映画ではひたすら怖くて強いやつとしか見えませんでした。

それに、原作では、ボクシングの持つ「論理性」「科学性」が語られ、それを突き抜けたところにある「野蛮さ」や「狂気」といったものを見せてくれました。

果たしてこの映画でそれが伝えられていたのか?

私は原作を読んでいるので「たぶん、このシーンは、狂気を伝えようとしてるんだろーな」と思いながら観ていましたが、初見の人がそう感じることができただろうか。

それが伝わらなければ、この物語の魅力は半減してしまいますね。

■ドラマは、シンプルに、男同士の友情と、成長の物語として語られます。

相当べたな話となっています。ガッツ石松の「カンバック」も真っ青ですよ^^

大阪を舞台としているので、わざとベタベタにしているんでしょうが、大阪人の私から見ても違和感があります。

その分だけシナリオが大雑把で、切れ味がありません。もう少し、映画としての大胆な絞込みや、違う解釈を入れてもよかったんじゃないかと思います。

■しかし最大の不満は、原作の素晴らしいラストシーンを踏襲していないことです。



それなのに、この映画は、全く違う処理をしています。

なんか、私はスカを引いたような気分でしたよーーーー。

ボックス!





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Last updated  June 10, 2014 06:44:46 AM
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