わたしは価値を創る

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August 16, 2012
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旅行ガイド「フロマーズ」買収で見えてくる グーグルの新たなビジネスモデル



もともとグーグルは、マイクロソフトが支配するインターネットの世界に入り込んで、「検索」という首根っこをつかんだ企業でした。

しかもその検索連動型広告から得た利益をもとに、マイクロソフトの収益源であるソフトウェアを無償提供しだしたものですから、マイクロソフトからすれば寄生虫に養分を吸い取られたようなものでいい迷惑ですな。

■ところが、そのグーグルに早くも危機が訪れました。

1つは、グーグルの検索が届かない世界を作られてしまったこと。

アップルの存在です。Windowsの身体は食い荒らしたものの、河岸を変えられたら、手が出せません。

アップルは、得意とするスマートフォンの世界からグーグルを締め出す動きを見せています。

そこで、グーグルは、スマートフォン用のOSを開発企業に無償提供し、アップルに対抗してもらおうとしたのですが、どうも動きが鈍いと見るや、モトローラを買収して自ら開発に乗り出しました。

グーグルの計画通り、開発が進んでいるのかどうか。今はアップルの躍進ばかり話題ですからね。もう少し時間がかかるのでしょう。



人々は、ネットに、つながりを求めるようになり、一方向的な情報収集だけではなく、情報交換をするようになりました。

今や、インターネットの首根っこは「交流」になりつつあります。

フェイスブックの存在ですね。ここにはグーグル自身が連動を拒否し、自らグーグルプラスなるサービスを始めて、対抗しようとしていますが、やはり必ずしもうまくいっている感じはありません。

■問題は、2つとも、後追いです。

グーグルは、大きな概念を掴むのがうまくて、ブルーオーシャンをどんどん切り開いてきた企業ですが、細部をみてみると、あまり精緻ではない。大雑把なところがあります。

この癖は、後追いするには難があります。

■だからなのか、ここ最近は、ニッチ企業を買収して、細かい部分を任せようとしています。今回の記事は、その流れの1つです。

グーグルの当初の態度は「優れた検索システムを提供しますので、後はご自由に」というものでしたが、今や「旅行に関する検索ならこちらにどうぞ!」とやや丁寧になってきているということです。

■これまでニッチな検索をビジネスにしてきた企業はたまったものではありませんね。

確かに、今まで紙媒体にしかなかったコンテンツをネットに移植し、使いやすくするだけで、利便性は高まります。グーグルとすれば、広告枠を増やせます。

それはいいのですが、問題は、グーグルがコンテンツそのものを提供しだしたというところです。1つは、コンテンツ作成まで手掛けて、今までの収益率で成り立つのかという問題。もう1つは、むしろ広告主として接してきたニッチな情報提供企業を排除してしまうこと。



本当に、そういう細かいところに手を出すビジネスモデルに転換していくのか。

■昔から噂されていますが、これは、グーグルが「決済」をビジネスにするための布石ではないか。

例えば、旅行という分野で、決済システムを提供し、零細旅行社やあるいは個人グループ旅行のお金のやりとりを面倒みようというビジネスです。

そこで実験して、決済システムを完成させると、グーグル銀行の誕生です。

これは、破壊力あると思いますねーー



ワクワクする未来図を見せてきたグーグルですから、あまりチマチマしたことはせずに、また大きな版図で、驚かせてもらいたいものですな^^





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Last updated  August 17, 2012 07:48:25 AM
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