わたしは価値を創る

わたしは価値を創る

September 10, 2012
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商品を変えずに値段を下げれば、一時的なシェア争いはできるかもしれないが、持続可能な成長市場をつくることはできない

牛丼値下げ競争“勝者なき消耗戦”だった 客離れ対策に決め手なし

■ようやく我慢比べのような価格競争が終わるようですね…

一時期、吉野家は外食産業の雄だとみられていた時期がありました。牛丼市場でナンバーワンの市場シェアを前提に、200円で提供しても利益を出せる利益構造を持っていました。

あの頃なら向かうところ敵なし。すき家や松屋の動きにミートしていれば、ナンバーワンの地位は守れたはずです。

それなら豊穣な利益を持って、新市場開拓ができたはずです。

■ところが牛丼一辺倒の体制が、狂牛病騒ぎによって大きな打撃を受けました。

すき家とすれば、仕方なしに多角化展開しているところを、それが大きなアドバンテージとなったわけです。

米国産牛肉に頼っていた吉野家とすれば手も足も出ず、あの時期、一気に、シェア逆転されてしまいました。

まったくもって不運です。



その間に、牛丼以外の柱を作ることができればよかったのですが、うまくいかなかったわけですね。

今回は、牛丼市場全体が、他産業からの浸食を受けてしまい規模縮小に晒されているという状況です。

吉野家にとって、これはますます困った事態です。

■これに対して、日本マクドナルドは、最高益を連発しています。ハンバーガーも牛丼と似たようなもんじゃないかと思うのですが、原田CEOになってからの躍進は見事です。

原田CEOの考え方は実にシンプルです。

利益=売上-経費 ですから、店舗のオペレーションを改善して経費を削減しながら、集客手段の増加、価格帯ごとの商品の充実、アフターフォロー対策を着実にやっていきます。

戦略面でいえば、カフェ市場に進出し、大人の顧客を開拓しようとしています。

■奇抜なことは何もせず、実に理詰めに、当たり前のことを普通にやるという経営は、まさにお手本のようで、私好みです^^

なぜ、吉野家がこれをできないのか?

おそらくできるはず。やっていないだけだと私は見ています。

問題は、吉野家のとってきた施策が1位だった頃と同じであること。トップ企業気分が抜けないわけです。



しかし、今や2位であることは紛れもないのですから、思い切った差別化戦略に切り替えていかなければなりません。

今こそ弱者だからこそできる戦いを見せていただきたいと期待しております。





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Last updated  September 13, 2012 05:33:01 PM コメントを書く
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