わたしは価値を創る

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April 27, 2015
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エリートぞろいで夢や理想が消えたキリン 『マクドナルド 失敗の本質』の著者に聞いた首位陥落の真因(後編)



ところが、5年経ってみるとどうでしょう。

売上規模でキリンはサントリーに逆転されました。時価総額では、アサヒに敵わない状態です。かつての王者キリンはどこへいってしまったのか?

■この記事では、それをキリンの人材リソースに求めています。

長らく1位が続いた巨大企業ゆえに、官僚的保守的な組織風土になってチャレンジを忘れてしまったからだと。

安直な理由に聞こえますが、私にはもっともらしく思えます。

パナソニックやNTTもしかり。巨大企業は保守的になっていきます。上に残るのは、ミスをしない、あるいは他人のミスを拾い上げるのがうまい人たちというのが官僚組織ですね。

■サントリーも巨大企業ですが、オーナー企業なので、トップダウンのチャレンジ精神は残ります。サントリーはローソンから社長を引き抜きましたが、そういう大胆な形で雇われ社長をもってこれるところが、オーナー企業の柔軟さです。

サントリーの社長は、オーナーの意向を汲めば動くことができますが、パナソニックにしろ、ソニーにしろ、複数のOBや役員やよくわからない利害関係者の顔色を見なければならないので、社長をやっていてもつまらないでしょうね。



■実際、コンサルをしていても、正しい戦略方向性を示すだけでは企業の業績は回復しません。組織や人材といったリソースがやる気にならず動かなければゼロです。

小さな企業でさえ、組織はすぐに保守的官僚的になります。危機感や論理よりも、居心地良さが勝つのが人間というものです。

キリンぐらいの組織になると、頭のいい人ばかりなので、動かない理由をつくるのも絶妙なんでしょう。考えるだに恐ろしい。

■私はキリンの内実は知らないので、本当にそういう組織なのかどうかわかりません。なので、実証的な文章では全然ありませんが、企業業績には、組織と戦略の両輪が必要なんだなーという私の感慨を述べておきました。





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Last updated  April 28, 2015 05:18:09 PM
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