An die Musik annex

2009.08.14
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お盆休みはひたすら家にこもって雑用をこなし、空き時間はといえば、負傷のおかげでmidiにも手をつけず、DVDに見呆けています。

「レッドクリフ1・2」セットで発売になりました(^^)。もちろん劇場公開も見ましたが、あらためて家でゆっくり見直して、初めて気がつくシーンもしばしば。

少年時代から三国志のファンでしたので、今回の映画化はずっと以前から楽しみにしてました。とくに三国志ファンなら誰しも、あの「赤壁の戦い」を大画面映像で見てみたい、というのは長年の夢だったでしょうから、その夢をかなえてくれた映画だということになります。

ジョン・ウー監督の解釈や、人物の描き方などには、それぞれ賛否両論があるでしょう。三国志ファンにはそれぞれ思い入れのあるシーンやごひいきの登場人物がいますので、今度の映画をみて「コレは違うんじゃないか」なんて批判したってはじまらない。とくに曹操ファンは怒るだろうなあ(笑)・・・まあ一口に言って、これは「赤壁の戦い」ではなく、やはり「ザ・バトル・オブ・レッドクリフ」ですね(大体地名をそのまま英語に直訳してどうするんじゃ;汗)・・・そう割り切ってしまえば、お目当ての後半スペクタクルシーンは期待どおりの出来映えでしたし、文句なく楽しめる映画ですね。

人物としては、周瑜という人物にスポットを当て、おそらく監督の理想の英雄像として描き出しています。周瑜はもちろん、名将として今日でも高く評価されていますが、物語である「三国志演義」では、もうひとりの主要人物・孔明の引き立て役というか、憎まれ役にされてしまっているので、この描き方には驚くファンもいらっしゃるかも。正史での周瑜は、相当なイケメンだったことや、楽器の演奏などにも優れた才能があったこと、奥さんも絶世の美女だったことぐらいしかわかりませんが、しかしあの大軍を敵に回して、味方の結束を失わずに戦えたというだけで、指揮官として超一流の証明ですね。だから今度の映画での描き方も、これはこれでひとつの見識ではないか、と素直にうなずけます。

俳優では、孔明を演じた金城武さんがよかったなあ。物語での孔明はなんだか神がかって非人間的存在ですけど、そこそこユーモラスで飄々としてて好感。

あと、ゲームの世界から抜け出してきたような活躍ぶりの孫尚香(笑)を演じたヴィッキー・チャオさん。実は私、「少林サッカー」以来の彼女のファンなんですよ~。何となく亡くなった家内にちょっと似てまして(爆汗)


<ネタバレ>
・・・しかし、最後あそこまで追い詰めたら、なぜ一思いに曹操を斬って後顧の憂いを絶ってしまわないのだ? 摩訶不思議(汗)。う~んやはりこれは「赤壁の戦い」ではなく、最後まで「ザ・バトル・オブ・レッドクリフ」なのだなあ・・・





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Last updated  2009.08.14 21:10:51
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