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市立図書館の予約リストに放り込んでおいた1冊。
かなり予約待ちがいるようだったので、気長に待つか~と思っていたら
もう1冊の予約本とほぼ同時に回ってきました嬉しいけどあせるよ~
内容は、林業で生計をたてる村にひょんなことから放り込まれた、
今時の男子が村で過ごした年を日記風につづったもの。林業というと「3K」「衰退する第一次産業」「限界集落」などネガティブな
イメージばかり(失礼だねもう)ですが、それがまるっとひっくり返るおもしろさ。
のんびり生きているようで、山の仕事に誇りをもっている村の人に影響されて
主人公の勇気もだんだん村に溶け込んでいく様子がいい!
勇気のお守り役(笑)のヨキのことを、勇気が
「いいかげんで適当なヤツだけど、木を切ることにかけては天才だ。
ヨキは都会に生まれても、そこそこ楽しく生きていくことができるだろうけれど、
この神去村に生まれて、木こりとしての才能を存分に発揮している。
ヨキは山の神様に愛されているんだなぁ」と評するくだりでちょっとじーんときました。
「あの」宮崎駿監督が映画化したいと思ってしまうのも納得。
でもこれ、実写もアニメも難しそうだなぁ。
アニメだと息が詰まるような自然の「濃さ」が伝わらないだろうし、
実写は48年に一度というあの大祭を再現するのはほぼ無理だろうし。
山頂にある樹齢千年の杉を切り出して、それに村の男衆がまたがって、
ふもとの神社まで一気に滑り降りるなんて、CGじゃなきゃね・・・キケン過ぎる
実写化なら、ヨキは市原隼人、勇気は佐藤健、真紀さんは黒木メイサあたりでぜひ♪
もう1冊は「てのひらのメモ」(夏樹静子・著)。
裁判員裁判を題材とする小説。
シングルマザーでバリバリ働いてきたキャリアウーマンが
喘息の持病があった息子を家に一人きりで残しておいた間に死なせてしまい、
保護責任者遺棄致死の罪に問われているというもの。
主な争点が、「どの時点で危険を認識していたか」という
物的証拠や他人の証言では図りえないところにあるため、
裁判官や裁判員の意見が分かれます。
実際の裁判ではここまでややこしい事例は今のところないみたいですが。
さくさく読めて1日で終わってしまったんだけど、
あまり心にずしーんと来るものがなかったのは意外。
感想は・・・「裁判員制度紹介のビデオみたい」
というか、これ読んだことで「一般人の犯罪に対する感情を聞いて
法曹関係者のズレを修正するならともかく、量刑を決める場に参加させて
何の意味があるんだろう?」という思いが強くなってしまいました。
うーん、火サスでもやってた「検事 霞夕子」とかは好きなんだけどなぁ。
とりあえず久々にお気に入り作家以外の最近の本を読んだ気が♪
「神去」がよかったので、三浦しをんさんの他の本も読んでみよう~
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