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2009.05.21
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カテゴリ: 日常
数日前のテレビでの話題です。どの番組だったか失念してしまったので、あまり良くないですね。

河川敷でバーベキューしている若者が、駅迄の帰り道にごみをしてていってしまうんですね。
で、注意された時の、その若者の言葉です。

「根本的な解決方法をどうするかってこと。
それをあんたに聞きたい。
バーベキューする人間がいるって分かっているんだから、行政がどうにかすればいい。」

そんなような内容でした。正確ではありません。

補足すると、バーベキューをする人間がいるということは分かっているのだから、
行政側でゴミ箱を用意するとか、すればいいということじゃないでしょうか。



まず一点目です。
日本は法治国家なので、主張に合理性があるかどうかにかかわりなく、
当該行為が法律に違反するのであれば、それは刑罰の対象になることがあります。
よって、上記若者の行為は、当然に違法行為です。

主張に合理性があると思うのであれば、請願権を使って、行政サイドに働きかけ、
河川敷にゴミ箱を備置しなくてはならないという条例を作るなり、
そこまで行かなくても、ゴミ箱を置いてくださいと役所にお願いしに行かなくてはなりません。

二点目です。
行政と言うのは、全ての人の要望を完全に適える機関ではありません。
主張に合理性があったとしても、予算との関係で出来ることと出来ないことが生じます。
予算の元は当然税金であって、税金が有限である以上、行政サイドに出来ることも有限です。



例えば小学校のクラスを10人制にするなどと言った主張があったとします。
確かに、30人を一人の先生が見るより、10人の方が目が届きそうですね。
だから、合理性がありそうです。

ただ、そこには予算が必要です。

そこに、それだけの税金をつぎ込んでもいいという、国民の意思がなければ不可能です。


そのために、税金をどう遣っていくのかということは、話し合わなければならないことです。

因みに、話が若干逸れますが、今で言うとタミフルを国民全員分揃えるというお金の遣い方は、
多分みなさん賛成するのではないでしょうか。
エコポイントより遥かにいい税金の使い方の気がします。

尚、「今、日本の全国民1億3000万人分のパンデミック・ワクチンを作ったとしても、その費算は1700億円」(「H5N1」 岡田晴恵 ダイヤモンド社p288)だそうです。

まぁ、若者の話は、誰もが笑ってしまうようなことですが、
かと言って、そこだけが断絶しているわけではありません。
国をどうしていくかという意味では、連続していますね。

三点目です。
「根本的」という言葉はかっこいいですが、あまり意味はありません。
と言うのは、絶対解は人間社会では成立しにくいので、
誰もが納得するような、根本的解決(絶対解)というは、現実として想定しにくいです。

会社でも、「根本的」と言えばかっこいいように感じて連発する人もいたりしますが、
だから、どうすればいいかという答えは、とても導きにくいです。

いずれも根本的なことですが、そういうことを無視して(もしくは知らなくて)
上記の言葉を言ってしまえる若者は、すごいと感じました。






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最終更新日  2009.05.21 10:10:55
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